GJ > 競馬ニュース > 武豊は「プランB」の精度  > 2ページ目
NEW

なぜ武豊は「天才」と呼ばれるのか。かしわ記念(G1)のコパノリッキー復活劇で示した「プランB」の精度の高さに驚愕

【この記事のキーワード】, ,

 だが、あろうことかコパノリッキーはスタートで煽ってしまい出遅れた。先行争いに加われず、最内枠ゆえに次々と他馬に前を塞がれる万事休すの展開。コパノリッキーの馬券を勝っていた人は、この瞬間誰もがため息を漏らしたはずだ。

 ただ、ここから武豊騎手がなぜ「天才」といわれるのか。その理由を存分に見せつけることとなる。

 スタートで後手を踏んだ武豊騎手が選択したのは、無理をしない中団からの競馬だった。そのポジショニングは絶妙。先行勢と後方勢のちょうど中間となるポケットに位置取ったことにより、外から被せられるリスクが激減。逆にいつでも動き出せる態勢を築いていた。

 いよいよ勝負所を迎えると、外からまくりを掛ける。その脚色は手応え十分で、何よりもこの競馬ならば外から被せられる心配がまずない。天才騎手の完璧なエスコートで最後の直線に向いたコパノリッキーは、これまでの逃げ馬のイメージを大きく覆す圧巻の末脚で先頭集団を捉えると、そのまま後続を突き放して連覇を達成した。

「スタートが悪ければ差す競馬になるかな、とは考えていました。3年前も差して勝っていましたからね。道中が悪くない流れだったし、いい形で直線を向けた。直線でもしっかり伸びてくれて、掴みどころのない馬ですが、久しぶりに走ってくれました」

 勝利騎手インタビューでそうコメントした武豊騎手がなぜ「天才」といわれるのか。それは単純にコパノリッキーのイメージを覆す”神騎乗”を披露したからだけでない。

 何よりも恐ろしいのは、それが「プランB」であることだ。

なぜ武豊は「天才」と呼ばれるのか。かしわ記念(G1)のコパノリッキー復活劇で示した「プランB」の精度の高さに驚愕のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  2. 交通事故で乗り合わせたすべての馬が死亡……度重なる危機を奇跡的に乗り越え、最後は年度代表馬に。人知を超えた「奇跡の馬」サンデーサイレンス【前編】
  3. 「組織力にやられた」武豊が潰された有馬記念。安藤勝己氏も指摘した「影の主役」と、日本競馬に馴染みのない文化に賛否両論
  4. JRA 「低レベル説」にアーモンドアイもとばっちり!?「史上最高」といわれた2020年ジャパンC(G1)組の不振で最強伝説に翳り?
  5. JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
  6. 武豊「爆弾発言」にインタビュアーもタジタジ、今村聖奈ら「6人騎乗停止」で蒸し返されたアンラッキーな被害者
  7. 横山典弘「27年ぶり」ドバイ決戦へ。「自分の命と引き換えに僕を守ってくれた」盟友ホクトベガの死で止まった時間…今度こそ無事完走を
  8. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
  9. 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
  10. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?