GJ > 競馬ニュース > 武豊は「プランB」の精度
NEW

なぜ武豊は「天才」と呼ばれるのか。かしわ記念(G1)のコパノリッキー復活劇で示した「プランB」の精度の高さに驚愕

【この記事のキーワード】, ,
なぜ武豊は「天才」と呼ばれるのか。かしわ記念(G1)のコパノリッキー復活劇で示した「プランB」の精度の高さに驚愕の画像1

 これぞ、まさに天才騎手が魅せた神騎乗だった。

 5日に船橋競馬場で行われた第29回かしわ記念(G1)は、武豊騎乗の2番人気コパノリッキーが優勝。これまでのイメージを覆す豪快な差し切り勝ちで、当レース3勝目を飾った。

 ダート界の頂上決戦といわれた昨秋のJBCクラシックでライバル・アウォーディーに完敗して以来、精彩を欠いていたコパノリッキー。ここ4走は掲示板(5着)が精一杯といった内容で、今年7歳という年齢からも引退説まで囁かれていた。

 そんな中で迎えた今回のかしわ記念。前走のフェブラリーSで14着に大敗していたコパノリッキーだったが、昨年はこのレースで復活勝利を飾ってから怒涛のG1・3連勝。だからこそファンも再復活を願って、ディフェンディングチャンピオンを単勝2番人気に推し上げたのだ。

 ただ、そんな人々の脳裏にあったのは、道中2番手から圧勝した昨年の姿だったはずだ。

 これこそが、ここまでG1・8勝を築いてきたコパノリッキーの走りであり、類稀なる先行力こそが最大の武器であることは誰もが認めていた。

 しかし、ここ最近は先行するものの、勝負所で伸びを欠いて惨敗という競馬が続いていた。最大の原因は、外から他馬に被せられると馬がヤル気をなくしてしまうという精神的なもの。

 だからこそ、この日の1枠1番という枠順には一抹の不安があった。経済コースを通れる分、最も外から被されやすい危険なポジションである。こうなれば、いっそのこと逃げてしまうしかないというのが大方の見解だった。

なぜ武豊は「天才」と呼ばれるのか。かしわ記念(G1)のコパノリッキー復活劇で示した「プランB」の精度の高さに驚愕のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 宝塚記念(G1)団野大成「謎降板」に関西若手のエースが関係!? 武豊の不可解な登場と突然のフリー発表…関係者を激怒させた「素行不良」の舞台裏
  2. 未勝利ルーキーが「深刻理由」で乗鞍激減!?度重なる失態に師匠からはお灸、エージェントも契約解除の大ピンチ
  3. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  4. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  5. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  6. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  7. 宝塚記念(G1)武豊の起用は「懲罰交代」が濃厚か…G1初勝利の若手が失った関係者の信頼、師匠の逆鱗に触れた「問題行動」の裏側
  8. JRA「出禁」になったO.ペリエ「税金未払い」騒動!? L.デットーリ「コカイン使用」K.デザーモ「アルコール依存症」過去の”外国人騎手トラブル”に呆然……
  9. 「16冠ベビー」ソウルスターリングの独裁政権に突如現れた「超大物」ファンディーナ!激動の3歳牝馬クラシック戦線を振り返る
  10. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客