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2017.05.06 08:14
なぜ武豊は「天才」と呼ばれるのか。かしわ記念(G1)のコパノリッキー復活劇で示した「プランB」の精度の高さに驚愕
編集部
先述した通り、コパノリッキーといえば類稀なる先行力が最大の武器であり、外から被せられるとやめてしまうのは誰もが知るところだ。そこに最内枠からのスタートとくれば、まず逃げが想定されるだろう。武豊騎手が「スタートが悪ければ差す競馬になるかな」とコメントしている通り、「プランA」が積極策だった可能性は極めて高い。
しかし、コパノリッキーは出遅れてしまい、その瞬間、最も綿密に練られていたであろう「プランA」が消し飛んだ。ちなみに本馬がスタートで大きく後手を踏んだのは2014年のチャンピオンズC以来、実に約2年半ぶりのことだ。
無論、一流の騎手であれば、誰もがそんな時の「プランB」を用意してレースに挑んでいることは述べるまでもない。だが、武豊騎手の場合、その”第2候補”の精度が並みの騎手よりも圧倒的に高い。それは今回の競馬だけを見ても明らかだった。
先月26日に放送された『戦え!スポーツ内閣』(MBS系)にゲスト出演した武豊騎手は、キズナで制した2013年の日本ダービーを独自のVTR解説で振り返った際、スタート直後にわざわざVTRを止めてこう言った。
「レースに乗る前のことが大きいんですよ――」と。
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