
【日本ダービーを切る】激走武豊ダンビュライトに弱点!? アルアイン、ペルシアンナイト、超大物アドミラブルの評価は? 異常な高評価の「アノ馬」に要注意?

「大混戦」といわれた3歳牡馬クラシック第1弾の皐月賞(G1)は9番人気のアルアインが勝利し、4番人気のペルシアンナイトが2着、12番人気のダンビュライトが3着と三連単が106万4360円を記録する大波乱に終わった。
そのためか、主要トライアルが終了し日本ダービー(G1、28日)の出走メンバーがほぼ出そろった現在でも「主役」となる1番人気が誰になるのかさえ不透明な状況。歴史的な大混戦の色が濃くなってきた今年の日本ダービーについて【徹底考察】の関西版でお馴染みの御意見番・下田照雄氏に話を伺った。
武豊ダンビュライト激走のワケ
記者:今日はよろしくお願いします。
競馬評論家下田照雄氏(以下下田):よろしくお願いします。
記者:昨年の日本ダービーに続くインタビュー企画となりましたが、前回は大きな反響があって今年もお願いすることになりました。今年は昨年よりも、さらに難解なレースとなりそうですがいかがでしょうか。
下田:あれからもう1年ですか……早いものですね(笑)アルアインが勝った皐月賞は2年連続でレコードを更新する結果となりましたが、当日がかなり特殊な馬場になっていたようで、時計面でも展開面でも極端な傾向がある状態になっていました。
記者:確かに皐月賞当日は中山の芝コースで好時計が連発していましたね。展開面では、やはり内側を通った先行馬が有利な状況だったということですか。
下田:そうですね。勝ったアルアインもそうですが、ペルシアンナイトも上手に内側をさばいて伸びてきました。ただ、最も意外だったのはダンビュライトですね。この馬は比較的外からきっちり伸びていますし、大変強いレース内容でした。皐月賞では最も内容のある競馬をしていたのではないでしょうか。
記者:そうなるとダービーではダンビュライトの逆転が濃厚ということですか。
下田:いえ、そういうわけじゃないんですよね。逆転どころか、もしかすると着順を落としてしまうかもしれません。
記者:というと?
PICK UP
Ranking
11:30更新JRA宝塚記念(G1)横山典弘「息子愛」でタイトルホルダー救った!? 好アシストに陣営からも感謝の声、横山和生が「最大のピンチ」を脱した裏側
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 川田将雅「ルール違反疑惑」の現場関係者にブチ切れ!? マスコミ関係者に注意喚起の即通達…怒りを隠せなかった「目に余る行為」とは
- 武豊「スキャンダル」「ケガ」など揺れに揺れた2017年。弟・幸四郎騎手「引退」から小浦愛「不倫疑惑」、そしてキタサンブラック「大団円」までをプレイバック!
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRAマイネル軍団総帥・岡田繁幸さん逝く。武豊「僕の原点、この馬と一緒に全国区になった」絶体絶命だった天才を世に放った偉大な決断と信念【特別寄稿】
- JRAイチの「豪快王」小島太列伝。愛人、酒席トラブルあっても名騎手、名調教師の生き様に曇りなし