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2017.05.06 08:29

ファンディーナの「春全休」にファンから賛否!? 「無計画」「強行軍」といわれた皐月賞出走は陣営のミステイクだったのか
編集部

先月16日の皐月賞(G1)で7着だったファンディーナ(牝3歳、栗東・高野友和厩舎)が春全休を発表。日本ダービー、オークスへは向かわず、秋の秋華賞を目指すことが明らかになった。
牝馬として69年ぶりの制覇が懸かった皐月賞。圧倒的な強さでデビュー3連勝を飾っていたファンディーナは単勝2.4倍の1番人気に推されたものの、最後の直線で伸びを欠いて7着に惨敗。この1戦で評価を落とすこととなったが、この馬がG1級の力を秘めていることは過去3戦を見ても明らかだ。
それ故に、今回の陣営の判断には多くの賛否を呼んでいる。これだけの素質馬に無理をさせられないという大前提があるものの、結果論として「皐月賞参戦は時期尚早だったのではないか」という声も決して小さくはない。
確かに今回の皐月賞参戦は戦前から「計画性の無さ」が指摘されていた。
まず、前提としてフラワーCから短期間のうちに連続して関東に遠征したことを非難する声もあるが、これを敗因(結果的にファンディーナは皐月賞まで馬体重を減らし続けた)として捉えることはできても、陣営の判断が間違っていたとはいえない。
フラワーCは皐月賞トライアルとなるスプリングSの前日に行われおり、臨戦過程として特に大きな問題はない。実際にオルフェーヴルやメイショウサムソンなど、スプリングSを経由して皐月賞でも好走した関西馬は珍しくないからだ。
ただ、陣営の皐月賞参戦の決断が、かなり遅れたことに対する影響は小さくないはずだ。
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