真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.05.02 09:02
「香港の藤田菜七子」は”圧倒的成功”!? 藤田菜七子騎手にニュージーランドへ長期遠征のススメ? 若手女性騎手の生きる道
編集部
香港競馬において15年ぶりの女性騎手チョン・カーケイに、今夏にも来日のプランがあるとして話題になっている。
さしずめ日本では「香港の藤田菜七子」といったところだろうか(香港からは「日本のチョン・カーケイ」なのだろう)。2015年に見習い騎手としてデビューしたカーケイは、香港競馬における、これまでの女性騎手の最高記録19勝をわずか1シーズンで達成。最終的に37勝を上げ、記録を大幅に更新した。
また、今シーズンも好調を維持しており、現時点(4月29日)で19勝を上げ、香港リーディング11位に健闘。デビュー当初はアイドル的な扱いを受けていたが、近頃はすっかり”卒業”しており、1人の有力騎手としてファンにも実力を認められているようだ。
そんなカーケイ騎手が、香港競馬がオフシーズンとなる今夏にも日本に遠征するプランがあるという。
香港競馬からの短期免許といえば、先日もクイーンエリザベス2世C(G1)を日本のネオリアリズムで制した”雷神”J.モレイラ騎手が有名。だが、カーケイ騎手はまだ見習いの立場のためJRAでの騎乗は難しいようだ。そのため、まずは南関東を中心に地方競馬で実績を積む計画があるとのことだ。
ただ日本競馬のファンとしては、16年ぶりの女性騎手としてJRAで活躍する藤田菜七子騎手の「現状」と、同じく2シーズン目を送るカーケイをどうしても比較してしまうことだろう。
今年まだ2勝と苦戦している藤田菜七子騎手に対して、リーディング11位に奮闘し夏には日本遠征まで計画されているカーケイ騎手。その差は比べるまでもないと述べざるを得ないが、そこには明確な「理由」がある。
PICK UP
Ranking
17:30更新- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛