待ってろキタサンブラック! 安藤勝己氏が「世代No.1」と認めた4歳世代「最後の大物」シルバーステートが1年半ぶりに復帰戦へ!

「底知れぬ大器」と評価されながらも左前脚の屈腱炎で3歳シーズンを棒に振ったシルバーステート(牡4歳、栗東・藤原英昭厩舎)が、約1年半の休養を経ていよいよカムバックを果たす。
本来であれば、この馬がサトノダイヤモンドらと共に昨年のクラシックを牽引しているはずだった。一昨年7月に中京のマイル戦で行われた未勝利を、稍重ながらレコードタイムで圧勝。
勝ち時計1:34.7は、同日に良馬場で行われた中京2歳S(OP)を1.3秒上回る快時計。中京2歳Sを3馬身差で勝ったシュウジはその後、小倉2歳S(G3)を完勝。昨年の阪神C(G2)を勝つなど、現在のスプリント界で指折りの強豪に成長している。
さらに単勝1.1倍という圧倒的な評価で迎えた紫菊賞(500万下)を上がり3ハロン32.7秒という豪脚で圧勝。芝の2000mで圧巻の競馬を見せたことで主戦の福永祐一騎手を始めとした関係者は、翌年のクラシックを強く意識。競馬評論家で元騎手の安藤勝己氏も「現時点で世代No.1」と極めて高い評価を下していた。
しかし、悲劇は突然訪れた。競走馬にとって「最大の敵」ともいえる屈腱炎。クラシック筆頭候補といわれた大器は、長期の休養を余儀なくされた。その翌年、サトノダイヤモンドやマカヒキ、ディーマジェスティらが歴史に残るハイレベルなクラシック戦線を形成したことは記憶に新しいところだ。
あれから約1年半。いよいよシルバーステートに復帰のメドが立った。
予定されているのは、20日に京都で行われるオーストラリアT、もしくは21日に東京で行われる調布特別となる。いずれも芝1800mで行われる1000万下のレースだ。3日の追い切りでは栗東の坂路で4ハロン52.2秒、ラスト12.2秒の好時計を馬なりでマークするなど素質の片鱗を見せている。
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