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【CBC賞(G3)展望】サマースプリントシリーズ第2戦!混戦必至のハンデ戦を制するのは?

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 前走の安土城S(OP)で久しぶりの勝利を上げたシャイニングレイ(牡5、栗東・高野厩舎)は、完全復活となったのだろうか。2歳時にはホープフルS(G2)を制して一躍クラシックの有力候補に名乗りを上げた。しかし、期待されて臨んだ弥生賞で7着に敗れると故障により長期離脱を余儀なくされた。そこから約2年かけて復帰までこぎつけた同馬だが、復帰の舞台はダートレースの仁川S(OP)で6着。続く福島民報杯(OP)でも14着に敗れ、このまま厳しい戦いが続くのかと思われた。

ただ、これまでの2000mのレースから1400mに距離を短縮した前走の安土城S(OP)で結果を残した。気性の激しい馬で距離短縮が前走のいい結果につながった可能性が大きく、今後は短距離がこの馬のベストな条件となっていくかもしれない。重賞という事で前走よりもメンバー的にはレベルが上がっているが、応援するファンにとってはどこまで通用するのか楽しみだろう。

 3歳の重賞戦線で好走歴があるメイソンジュニア(牡3、栗東・渡辺厩舎)の古馬との初対戦にも注目したい。前走のニュージーランドT(G2)、2走前のファルコンS(G3)でそれぞれ2着、3着と3歳世代の短距離路線ではトップクラスの実力を持っている。ハンデ戦となる今回の斤量53㎏は非常に有利と言えるだろう。これだけのハンデがあれば経験豊富な古馬が相手でもチャンスはある。しかし、過去に3歳馬の勝ち馬が出ていない相性の悪いレースであることも事実で、目には見えない高い壁がある。ジンクスを打ち破って欲しいところだ。

 このほかにはスプリンターズS(G1)を勝っているスノードラゴン(牡9、美浦・高木厩舎)や左回りのレースが得意なトウショウドラフタ(牡4、美浦・萱野厩舎)など伏兵陣にも注目すべき馬は多数。

 函館スプリントS(G3)ではセイウンコウセイがまさかの敗北を喫するなど、今年のサマースプリントシリーズは混戦模様。CBC賞(G3)を制してサマースプリントシリーズを1歩リードするのはどの馬になるのだろうか。注目のレースは2日(日)15時35分に中京競馬場で発走予定となっている。

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