真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.11.08 08:26

池江泰寿厩舎「有力馬全滅」でリーディング陥落の危機!? 凱旋門賞大敗に続き「大手1口馬主クラブ」が全面撤退……
編集部
先月、競馬サークル内でちょっとした騒ぎがあった。現在リーディング首位を走る関西の池江泰寿厩舎から、所属馬が次々と転厩されるという事態が発生したのだ。
急遽転厩を行ったのは、1口馬主の『ロードホースクラブ』。2013年の年度代表馬ロードカナロアや2001年のオークス馬レディパステルなどが所属し、「ロード」や「レディ」の冠名でお馴染みの大手だ。
池江厩舎には、重賞2勝を上げたレディアルバローザのディープインパクト産駒など『ロード』の良血馬が所属していたが、先月中に軒並み撤退。すべて他厩舎へ転厩し、現在ロードホースクラブの所有馬で池江厩舎の馬は1頭もいない状況となっている。聞くところによると、どうやらオーナーサイドと厩舎側でひと悶着あったようだ。
「どうやら所属馬の外厩先で揉めたようです。池江厩舎は基本的に信楽の吉澤ステーブルを多用していますが、逆にロードホースクラブは山元のグリーンウッドを使いたかった模様。どちらも譲らず口論になったとか……。結局、馬に悪影響が出たためロードホースクラブ側が池江厩舎からの全面撤退を決めたようですよ」(競馬記者)
池江厩舎といえば、何といっても2011年の三冠馬オルフェーヴルが有名だが、近年は社台グループとの連携を強化しながら、「サトノ軍団」(現サトミホースカンパニー)の総帥・里見治氏と蜜月関係を結ぶなど、数多の超良血馬を抱える人気厩舎。そのため今回のロードホースクラブの撤退は痛いに違いないが、深刻なダメージにはならないと見られている。
だが本件も含め、最近の池江泰寿厩舎はどうも流れが良くない。
PICK UP
Ranking
17:30更新【NHKマイルC(G1)予想】ジャンタルマンタルは皐月賞の反動があるとみて消し! 出走唯一の連勝馬に着目
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 横山典弘「27年ぶり」ドバイ決戦へ。「自分の命と引き換えに僕を守ってくれた」盟友ホクトベガの死で止まった時間…今度こそ無事完走を
- 「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 武幸四郎騎手に横山典弘騎手が「絶叫」!? 武豊騎手が明かしたアノ復活劇でのエピソードに見る、弟のキャラクター