真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.11.08 08:26
池江泰寿厩舎「有力馬全滅」でリーディング陥落の危機!? 凱旋門賞大敗に続き「大手1口馬主クラブ」が全面撤退……
編集部
特に、この秋は最も「天」に見放された厩舎といえるのではないだろうか。
一昨年はラブリーデイ、昨年はサトノダイヤモンドと次々と厩舎を牽引する名馬が出てくる池江厩舎。その流れは今春もしっかりと継続しており、上半期だけで重賞7勝。アルアインが皐月賞(G1)を勝つと、良血馬サトノアラジンも安田記念(G1)で悲願のG1制覇を果たした。
だが、実は池江厩舎の重賞勝ちはそれ以来、パタッと止まってしまっている。
順風満帆の厩舎にケチが付き始める”きっかけ”となったのが、看板馬サトノダイヤモンドによる欧州遠征の大敗劇だ。
昨年の年度代表馬キタサンブラックと並ぶ現役最強馬として、日本競馬の期待を一身に背負いフランスの凱旋門賞(G1)に挑戦したサトノダイヤモンドだったが、前哨戦のフォワ賞(G2)、本番の凱旋門賞といいところなく大敗。欧州の重い馬場に加えて現地は雨続きで、2レースとも本来の走りがまったくできなかった。池江厩舎からは帯同馬としてサトノノブレスも遠征しており、二重のショックがあった。
さらに雨に祟られたのは、欧州だけではなかった。
一方の日本ではアルアインとサトノクロニクルがセントライト記念(G2)で2着、3着、サトノアーサーが神戸新聞杯(G2)で3着とトライアルを勝てなかったものの、順調に菊花賞へ駒を進める。さらに毎日王冠(G2)でもサトノアラジンが2着を確保し、天皇賞・秋(G1)へ弾みをつけた。
しかし、10月に入ると台風が相次いで日本列島を直撃。週末は尽く大量の降雨による不良馬場となり、まずは皐月賞2着馬のペルシアンナイトが富士S(G3)で馬場に脚を取られて撃沈。翌日の菊花賞にはアルアイン、サトノクロニクル、サトノアーサーと3頭出しとなったが、掲示板にも乗れずに全滅した。
PICK UP
Ranking
23:30更新- JRA内田博幸「戸崎ブチギレ騒動」から遺恨“独立”で引退危機!? エージェント“不条理”解約に「義理を通すなら……」
- JRAマイネル軍団総帥・岡田繁幸さん逝く。武豊「僕の原点、この馬と一緒に全国区になった」絶体絶命だった天才を世に放った偉大な決断と信念【特別寄稿】
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 岩田康誠「キレ散らかし」返答にインタビュアーもタジタジ…名手が信じたドウデュース世代の実力馬が有馬記念前に答え合わせ
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!