GJ > 競馬ニュース > ワグネリアンとマカヒキ  > 2ページ目
NEW

弥生賞(G2)ワグネリアン「調教師」がマカヒキとの違いを告白。史上8頭目の牡馬クラシック三冠へ、2年前のダービー馬になく「新怪物」が譲り受けたもの

【この記事のキーワード】, ,

 友道調教師といえば2016年の弥生賞を勝ち、同年のダービー馬に輝いたマカヒキを手掛けたことでも有名だ。友道厩舎×金子真人ホールディングス×ノーザンファームというタッグは、後輩ワグネリアンとまったく同じである。

 師は2年前のダービー馬を「マカヒキはこの時期に完成の域に達していた」と振り返っている。その上でワグネリアンに対しては「落ち着きがないなど、まだ心配な点がある」と指摘。サラブレッドの完成度としては、当時の先輩の方が上だったようだ。

 ただ、「でも、飛びが大きいわけじゃないし、体も小さいので(中山の)コース適性はこちらが上。器用に立ち回れると思う」とマカヒキとの違いを表現した上で、ワグネリアンが初の中山コースを問題にしないのではという見解を示している。

「500kgあるマカヒキと比べて、小柄なワグネリアンの方が見た目は父ディープインパクトに近いと言われていますが、その『走り方』はまったく違います。主戦の武豊騎手をして『飛ぶ』と言わしめたディープインパクトは雄大なフットワークの持ち主。一完歩の幅が大きく、如何にも器用さに欠けるといったタイプでした。

しかし、ワグネリアンは一完歩の幅が小さい、いわゆるピッチ走法で、脚の回転で勝負するタイプです。同じく末脚自慢だった祖母のブロードアピールが同じタイプで、本馬はそれを受け継いでいるのかも。父のような飛ぶ感覚はないかもしれませんが、脚の回転が速い分、器用さに長け、小回りの中山コースも難なくこなすのではないでしょうか」(競馬ライター)

弥生賞(G2)ワグネリアン「調教師」がマカヒキとの違いを告白。史上8頭目の牡馬クラシック三冠へ、2年前のダービー馬になく「新怪物」が譲り受けたもののページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
  2. 【天皇賞・春】春G1「勝利の方程式」がまたまた出現!14番テーオーロイヤルに“やり過ぎ感”…思い出したい「待て、あわてるな、これは孔明の罠だ」の声
  3. 【天皇賞・春(G1)】武豊×ドウデュースの復活勝利も霞むC.ルメールの神騎乗! 「死枠」克服を完璧に読み切った古馬王道路線の鬼が降臨
  4. JRA「出禁」になったO.ペリエ「税金未払い」騒動!? L.デットーリ「コカイン使用」K.デザーモ「アルコール依存症」過去の”外国人騎手トラブル”に呆然……
  5. 【青葉賞】実力派中堅が「88連敗中」の不思議…越えておきたいG2の壁、「スランプ突入」木村哲也厩舎の救世主となれるか
  6. 【青葉賞(G2)予想】データも後押しシュガークンの可能性にかけて勝負!キタサンブラック弟を頭に流す
  7. 【青葉賞(G2)】「武豊×シュガークン」に立ち塞がるライバル3頭! 新馬戦でジャスティンミラノに敗れた「東の大物」が急浮上【週末重賞ピックアップ】
  8. 【天皇賞・春】横山典弘「前ポツン」にファンは狂喜乱舞? 20年前の逃亡劇再現あるか……マテンロウレオ陣営も不気味なコメント
  9. UAE競馬史上「最強」のジョッキーが短期免許で日本初参戦! ステレンボッシュ、シックスペンスの名門も「いい馬を用意している」
  10. C.ルメール「ダービーは絶対大丈夫」復帰いよいよ秒読み! ドウデュース武豊と同じく騎乗数セーブ予想も…春G1で復活インタビューとなるか