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多井隆晴が『多井熱』で語る麻雀界の真実。最強プロが見た「地獄」本当に怖いのは……プロ2000人全員「勘違い」と襲来するブーム終焉の時
多井:いろいろ考えてますよ。バラエティー番組への出演とかもそれですし、今僕は竹書房さんが主催してる『高校女子オープン』の解説をしていますけど、大学生の大会も作りたいですね。
実は大学の麻雀サークルは、そのままでは学校側の許可が降りなくて「室内遊戯部」って名乗っているところが多いんですよ。そのイメージを変えるためにも健全な大学生の麻雀大会を作って、例えば「大学麻雀選手権」みたいなものを『AbemaTV』で放送してみたいですね。
他にも家に企画書がいっぱいありますよ。全国の老人ホームに麻雀セットをプレゼントして順番に回っていこうかなとか、あと県や市町村と提携して「麻雀のアカデミー」も作りたいですね。
――確かに麻雀界には、将棋界の奨励会のような育成機関がない。
多井:麻雀プロって、プロなのに麻雀の練習をしないんですよ。全部、試合じゃないですか。将棋界みたいにプロ同士が集まって研究会をし始めたのも、ここ数年ですね。昔はまったくなかった。そういうのはこの先、絶対に必要になると思いますね。
――トークを活かしてYouTuberになれば。
多井:実は藤田社長が3年半くらい前、僕に初めて会った時に「多井さんはYouTuberになった方がいいですよ」って言われたんですよ。
当時はまだYouTuberなんて全然なかったですし、ほとんど誰も食いついてない時代。僕も何のことかわからなかったんで気にしてなかったんですけど、今はホント後悔してるんですよ(笑)。今からでも遅くないですよって言われるんですけどね。
(文=浅井宗次郎)

・多井隆晴(おおい たかはる)
東京都出身。麻雀プロ団体RMU(リアル・マージャン・ユニット)代表。キャッチフレーズは「最速最強」。日本プロ麻雀連盟所属としてプロデビュー後、新人賞を獲得。その後、王位のタイトルを獲得するなど連盟を代表するプロとなったが、独立しRMUを設立。藤田晋 invitational RTDリーグ初代王者、麻雀日本シリーズ連覇など、獲得タイトルは数知れず。名実ともに麻雀界のトップに君臨する。
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