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天皇賞・春(G1)チェスナットコート挑戦は「無謀」ではない? 「血統」の強さとそのスピード

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 彼は無謀なチャレンジャーなのか。前走初めて重賞に挑戦したばかりのチェスナットコートが、今度は天皇賞・春(G1)に出走してくる。

 天皇賞春において過去10年、3着までに来た馬はすべて前走重賞を使っていたが、その中で前々走に条件戦を走っていた馬は一頭もいない。残念ながらこのデータにチェスナットコートは合致してしまうのだが、激走の可能性は本当にないのだろうか。

 チェスナットコートは許波多特別(1000万下)、早春S(1600万下)を連勝して前走日経賞に乗り込んできての2着。初重賞のチャレンジでありながら、レース後蛯名騎手が「このメンバーなら上出来。中山で2着に意味がある」と、次につながるとコメントを出していた。

 春の盾をいくつも獲得してきた男が褒めちぎっていたことには意味があるはず。蛯名騎乗のチェスナットコートが日経賞でどんなレースをしたのか、現場を知る記者が振り返る。

「日経賞は、中団より後方を追走していました。逃げるガンコを向正面でキセキが交わしてハナに立つと全体のスピードが上がりましたが、蛯名の手綱はそのまま。4コーナーでやっと蛯名が気合いのムチを入れて外に追い出します。直線先頭にまたガンコが立つと後続の馬を突き放しに掛かり、チェスナットも追い出しましたが、大外からサクラアンプルールがチェスナットを交わして行ったんで『もうダメだ』と諦めていたんです。そしたらチェスナットの闘志に火がついたのか、サクラを差し返してゴール。2着でしたが、ガンコとの差も3/4差というところまで詰めていて、興奮しましたね。もう少し直線が長ければ、とついつい思ってしまうほどの伸びでしたよ」(現場記者)

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