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JRA蛯名正義&ボウマン「青葉賞2騎」が下馬評覆す? ゴーフォザサミットの調子は……

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 今週末に東京競馬場で行われる日本ダービー(G1)に、青葉賞(G2)を制したゴーフォザサミット(美浦・藤沢和雄厩舎)と2着に入線したエタリオウ(栗東・友道康夫厩舎)の2頭が出走。世代トップを目指して激走を誓う。

 今年の始動戦となった共同通信杯(G3)で勝ち馬オウケンムーンから0.3秒差の4着と健闘したゴーフォザサミット。だが、続くスプリングSでは7着に終り、皐月賞(G1)には出走せず。クラシック戦線から一歩後退したと見られていた。

 しかし、青葉賞でその評価は一変。道中は中団で脚をため、直線に入るやいなや外に出されたゴーフォザサミットは坂を駆け上がり、残り200mを切ったあたりから馬群から抜け出してゴール。追走する2着のエタリオウに2馬身差をつけての快勝を飾った。

「ゴーフォザサミットは全6戦中、芝1800mのレースが4回と中距離戦をメインに奮戦。2400mのレースは青葉賞が初でしたが、距離延長が功を奏した形になりましたね。レース後には、管理する藤沢調教師も『東京の長いところも合いそう』と太鼓判を押しています。これからは中距離戦で真価を発揮してくれそうです」(競馬誌ライター)

 そのゴーフォザサミットは南WCコースで1週前追い切り。主戦の蛯名正義騎手を背に単走で4F55.6-14.0秒を記録した。タイムはあまりよくなかったものの蛯名騎手は『競馬ラボ』の取材に対して、出走間隔が詰まっているため「ゴール板を過ぎてから少しやる程度」と軽目の調整だったと明かし、「リラックスして走れていましたし、順調にきています」と好調であることをアピールしていた。

 ゴーフォザサミットは『netkeiba.com』の事前予想では8番人気と、皐月賞組と比べれば少々寂しい評価が付けられている。長距離適性が目覚めつつあるゴーフォザサミットが事前評価を覆す走りを見せることができるのだろうか?2012年フェノーメノで青葉賞→日本ダービー2着の実績がある蛯名正義騎手も心強い。最近は不調が続いているが、一発に期待だ。

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