GJ > 競馬ニュース > 「香港騎手大量離脱」
NEW

JRA受験モレイラに続く「香港騎手大量離脱」の怪……理由は「拡大」と「巨大トレセン」か

【この記事のキーワード】, ,
JRA受験モレイラに続く「香港騎手大量離脱」の怪......理由は「拡大」と「巨大トレセン」かの画像1

 香港競馬、激震が走る! J.モレイラ騎手だけじゃなく、T.ベリー騎手、B.プレブル騎手、O.ドゥルーズ騎手も来シーズンの騎手免許更新をしないらしい。今回の”連鎖”は、たまたま起こった事なのか?

 先日、モレイラ騎手が、来季の香港競馬の騎手免許更新をせず、9月に予定されているJRAの騎手免許第一次試験を受験することを発表した。第二次試験は日本語での面接があるが、それでもチャレンジをし、不合格であってもブラジルで勉強をすすめて、来年の9月の試験を再受験するつもりでいるという。モレイラ自身のこの行動を当初「退路を断ち、受験する」という風に見ていたのだが、この連鎖的な”香港離れ”を見ると、意気込みの態度というよりも、二度と香港には戻らないという決別の態度に取れなくもない。

 日本でもお馴染みのT.ベリー騎手も、来期の香港競馬の騎手免許は更新しないと発表している。今後はオーストラリアへ戻り拠点をそちらに移すという。2017年に香港に拠点を移して活躍するも、家族が香港の生活に馴染めないためにオーストラリアに戻るという。このタイミングで香港を離れるのは、偶然なのだろうか。

 プレブル騎手は、オーストラリアの騎手だった2001年にオセアニア代表として日本のワールドスーパージョッキーズシリーズに出場、2004年に香港に拠点を移し、2006年にはブリッシュラックで安田記念を優勝しているジョッキー。かつてはリーディング争いもしていたが、このところはやや低迷ぎみ。彼も来期の香港競馬の騎手免許を更新せず、香港を離れる。去就が注目されるが、古巣のオセアニア地区でジョッキーを続けるものと思われる。

 ドゥルーズ騎手は、2002年の途中にフランスから香港にわたり活躍。日本にも2008年グッドババで安田記念に来ている。来期の騎手免許更新をしないものの、今後拠点をどこに移すのかは不明。フランスデビューだが、契約していた主戦を降ろされたことに端を発して香港に渡った経緯があるために、フランスに戻るかどうかも不明である。

 それぞれ理由があるにせよ、T.ベリー騎手以外、香港を離れる理由がハッキリしない。なにがあったのだろうか?

JRA受験モレイラに続く「香港騎手大量離脱」の怪……理由は「拡大」と「巨大トレセン」かのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
  2. 【天皇賞・春(G1)】ドゥレッツァも、タスティエーラも不安材料たっぷり? キャプテン渡辺「渾身の本命馬」は【徒然なる神のくず競馬トーク】
  3. 【天皇賞・春】春G1「勝利の方程式」がまたまた出現!14番テーオーロイヤルに“やり過ぎ感”…思い出したい「待て、あわてるな、これは孔明の罠だ」の声
  4. 【青葉賞(G2)予想】データも後押しシュガークンの可能性にかけて勝負!キタサンブラック弟を頭に流す
  5. 【青葉賞】実力派中堅が「88連敗中」の不思議…越えておきたいG2の壁、「スランプ突入」木村哲也厩舎の救世主となれるか
  6. 【天皇賞・春】武豊に次ぐ「長丁場の鬼」が超人気薄で虎視眈々…!?「バテない馬だし京都向き」惨敗で評価急落も条件大好転
  7. 【青葉賞(G2)】「武豊×シュガークン」に立ち塞がるライバル3頭! 新馬戦でジャスティンミラノに敗れた「東の大物」が急浮上【週末重賞ピックアップ】
  8. 【天皇賞・春(G1)】武豊×ドウデュースの復活勝利も霞むC.ルメールの神騎乗! 「死枠」克服を完璧に読み切った古馬王道路線の鬼が降臨
  9. JRA「出禁」になったO.ペリエ「税金未払い」騒動!? L.デットーリ「コカイン使用」K.デザーモ「アルコール依存症」過去の”外国人騎手トラブル”に呆然……
  10. 【天皇賞・春】堅そうだから本命は上位人気で勝負!C.ルメール不在なら「初G1勝利コンビ」に期待したくなるよね【UMAJOモモのオイシイ競馬】