GJ > 競馬ニュース > キセキ「デムと凱旋門賞へ」
NEW

宝塚記念(G1)キセキ「デムーロと凱旋門賞へ」順調? 仕上がり上々で……

【この記事のキーワード】, ,
宝塚記念(G1)キセキ「デムーロと凱旋門賞へ」順調? 仕上がり上々で......の画像1

 6/24の宝塚記念(G1)にむけて調整されているキセキ(牡4 栗東・角居勝彦厩舎)の1週前追い切りが、水曜日に栗東のCウッドコースでM.デムーロ騎手を背に行われた。

 単走で行われたが6F82秒8で追われ、ラストも1F12秒1という時計。折り合いはついており、ラストもハミを取って、レースに向けて心身ともに落ち着いたもの。2週連続調教に騎乗しているM.デムーロ騎手は、満足した表情で「(以前より)首の筋肉がすごく、体の幅もすごい」と半年ぶりに跨がる愛馬を絶賛している。

 3歳秋の菊花賞を制覇しG1馬の仲間入りを果たしたが、12月の香港ヴァーズの出走は2番人気と支持されたものの9着。翌年、休み明けの日経賞も9着と敗退した。不良馬場で行われた菊花賞の疲れが、いまだ抜けきれていないのであろうか?

「M.デムーロ騎手はこの馬のウィークポイントとして『折り合いが難しい馬で、引っ掛かる』と言ってます。前走の日経賞は、スタートが出遅れた上に、外ラチのほうへ飛び出したのを、騎乗したC.ルメール騎手が手綱を引いて軌道修正していました。父親譲りのスタートの悪さですよ。

 また、その後、後方10番手あたりを追走して1週目の直線に入ったのですが、1コーナーから2コーナーの間でキセキはハナにたってしまい、そのまま逃げて9着に惨敗。

 レイデオロのイメージがあるためか、C.ルメール騎手がスローを嫌ってハナに立ったという風にファンも記者も見ていましたが、実際のところは、1000m62秒3と遅めのペースで馬が掛かってしまい、手綱をしぼったり、外目を走らせたりしたものの効果なく、馬の行く気に任せてそのままハナに行かせたみたいで。レース後にC.ルメール騎手は関係者に掛かったことを報告しています。宝塚記念までにこの気性をどうするかが陣営の課題でしょうね」(現場記者)

宝塚記念(G1)キセキ「デムーロと凱旋門賞へ」順調? 仕上がり上々で……のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. スプリンターズS(G1)横山武史「史上2人目」大記録達成に王手! 相性抜群パートナーと臨む舞台で武豊、C.ルメール、川田将雅超えなるか
  2. 「将来が楽しみ」圧巻の勝ちっぷりに川田将雅も絶賛! イクイノックスの名門からまた新たな大物が出現、目指すは来年の三冠競走か
  3. 菊花賞(G1)見えたが、ファンからは溜息…!? 「秋には重賞戦線へ」大物オーナーが期待をかけるスタミナ自慢が第2のデルタブルースになれない理由
  4. 1日5勝の川田将雅さえ霞む池添謙一のW神騎乗! 15番人気→10番人気でWIN5「歴代5位」4億2878万3320円演出&菊花賞切符ゲットの大仕事!
  5. 【シリウスS(G3)展望】武豊VS岩田望来! 「打倒ミックファイア」へ、ジャパンダートダービー(G1)2着馬も参戦
  6. 審議長引いた「斜行体当たり」も降着なし 横山武史「コメントしないから!」に現場騒然 「帰国」J.モレイラも心中複雑!?【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
  7. 【オールカマー(G2)予想】タイトルホルダー、ジェラルディーナは消し、人気薄の激走で荒れる決着と見た
  8. 武豊「オファーがあれば」豪州最高峰メルボルンC(G1)に急遽参戦も!? 今年限りで「引退」L.デットーリと最後の共演なるか
  9. 【スプリンターズS(G1)展望】新王者誕生へ、浜中俊×ナムラクレアが堂々主役! 夏王者ジャスパークローネ×団野大成は勝てば岡部幸雄以来の大記録
  10. 凱旋門賞はなぜ「日本の夢」であり続けるか。「名馬の墓場」と世界から侮蔑の眼差しを受けた過去を乗り越えて 〜スルーセブンシーズの孤独な挑戦〜