ブラストワンピース衝撃の新潟記念(G3)参戦発表……裏に「社台の使い分け」や「体質」も?
激戦が繰り広げられた上半期G1が終わり、今週から夏競馬が本格的に始まる。この期間、多くの3歳馬は放牧に出され、成長を促されながら下半期G1戦に備える。やがて、9月のトライアルレースに向けて馬たちは厩舎に戻されて準備を進めていくのである。それは多くの3歳馬たちが目指す最後のクラシック一冠、菊花賞(G1)に向かっていくためだ。
ところが、同じ3歳馬でもセントライト記念(G2)や神戸新聞杯(G2)という菊花賞のトライアルレースではなく、違うレースをステップレースとして選び、菊花賞へ向かうということが発表された馬がいる。
ブラストワンピース(牡3 美浦・大竹正博厩舎)である。
なんとこの馬は、トライアルレースには向かわず、9月の第1週の新潟記念(G3)に向かうことが発表された。そこから菊花賞を目指すと言うのだ。
日本ダービーから一カ月以上が経ち、また、知らない方もいると思うので、改めてブラストワンピースがどういう馬であるのか、ご紹介しよう。
父ハービンジャー、母の父にキングカメハメハの血統を持つこの馬は末脚のキレが武器。昨年の11月に東京でデビュー。新馬の芝1800m、3歳500万下の芝2400と連勝し、3走目は阪神で初重賞の毎日杯(G3)。2番手追走で直線抜け出し3連勝を飾る。そして迎えた日本ダービー(G1)。スタートは遅れたが内目の中団につけ、向正面で先頭集団の5番手に。直線抜け出そうとした際、外のワグネリアン、内のジェネラーレウーノに挟まれ、前にコズミックフォースがいて八方塞がりとなる不利。一旦馬を下げて外に出し、エタリオウと併せ馬で追い込んで5着。直線での不利がなければ、もしかしたらダービー馬の称号はこの馬だったかもしれない。その脚は、秋以降の走りに期待が持てるものであった。
そんな春の走りを見せたブラストワンピースが、3歳クラシックのステップレースであるセントライト記念よりも2週早く、神戸新聞杯より3週早い新潟記念を使うという。当然、新潟記念は3歳以上の古馬も走るレースで、サマー2000シリーズを狙っている馬たちがここに向かってくれば、激戦も予想される。今後のためにも賞金を上積みしておきたいと陣営も考えているだろうが、そういう古馬たちを蹴散らせるブラストワンピースだと考えての出走なのだろうか?
PICK UP
Ranking
5:30更新
JRA 武豊「因縁」オーナーと5億円の復縁!? ワールドプレミア降板劇から突然の大物騎乗依頼、両者に交錯する「思惑」とは
イクイノックスさえ敗れた日本ダービー「鉄の掟」!? 過去10年10勝2着8回…ソールオリエンスら皐月賞上位組「全滅」に大波乱の予感
横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?- 東京競馬場に約20万人が殺到!? 朝6時からの大行列、怒号飛び交う陣取り合戦、そして…競馬が最も熱い時代、歴代最多入場者を記録した当時の記憶
- JRA【三冠最終戦】菊花賞(G1)で散った二冠馬、辿り着けなかった二冠馬たち。ミホノブルボン、メイショウサムソン、ネオユニヴァース、トウカイテイオー、ドゥラメンテ
- JRAマイネル軍団総帥・岡田繁幸さん逝く。武豊「僕の原点、この馬と一緒に全国区になった」絶体絶命だった天才を世に放った偉大な決断と信念【特別寄稿】
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 武豊「爆弾発言」にインタビュアーもタジタジ、今村聖奈ら「6人騎乗停止」で蒸し返されたアンラッキーな被害者
- 日本ダービーの向正面で「何」があったのか 「動いたルメール」と「動けなかったデムーロ」後手を踏んだ1番人気に”トドメ”を刺した「怨念」?
- 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
















