真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.06.26 16:09
ブラストワンピース衝撃の新潟記念(G3)参戦発表……裏に「社台の使い分け」や「体質」も?
編集部
「これこそが社台グループの”レース使い分け”の作用が効いているのかもしれません。社台グループの生産馬で期待馬や有力馬には、使いたいレースをグループ内で優先的に配慮する傾向があります。昨年もキャロットファームがダービー馬レイデオロを出すなど絶好調で社台グループの中でも獲得賞金額トップでした。おそらく昨年はキャロットファームの馬が優先的にレースを選択できたと思われます。
今年は近年低迷していたサンデーレーシングが絶好調。おそらくはサンデーレーシングの意向を優先的にレース選択されていることでしょう。
社台グループとしてみれば、各々の馬の適性に分かれて、勝てるレースに向かって行くほうが効率はいいわけですし、当然勢いに乗っている馬を優先するのは理にかなっていますからね。おそらくこの流れに配慮して、ブラストワンピースは弾かれてしまったのかもしれませんね」(競馬記者)
ということであれば、ブラストワンピースはトライアルレースさえ弾かれて他のステップレースを選択しなければならないほど、期待値の低い馬なのだろうか。
「この馬は馬体がしっかりしてこないので、春は間隔をあけながらレースを使っていました。皐月賞には出ませんでしたし。社台グループとしては”先々期待したい馬である”ということで、現在の優先順位は低いかもしれません。
しかし、厩舎サイドはむしろ、新潟記念のほうがブラストワンピースには良いんじゃないかと選んだフシがあります。トライアルレースを使うよりも長く休ませることができるので。シルクレーシングのクラブ馬は、昔から”確実に勝てるレースで勝負する”と確実性を優先してきましたから、勝算なしに使わないと思います。
PICK UP
Ranking
5:30更新- ジャパンCはノーザンファームに逆らうな?武豊×ドウデュース、ルメール×チェルヴィニア、さらに社台グループの意外な隠し玉が出走?
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは