真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.06.28 13:18

武豊スペシャルウィーク、和田竜二テイエムオペラオー……2018上半期、競馬界に大きな影響を与えた歴史的名馬たちの「訃報」を振り返る
編集部
圧倒的な強さで牝馬三冠に王手を掛けたアーモンドアイ、福永祐一騎手の悲願を成就させたダービー馬ワグネリアン、戸崎圭太騎手の好騎乗が光った皐月賞馬エポカドーロなど、今年の上半期も多くの名馬が誕生し、競馬界を盛り上げた。
その一方で今年も、かつて競馬界を支えた英雄たちが静かな最期と遂げている。
最も大きな注目を集めたのは、武豊騎手に初の日本ダービーをプレゼントしたスペシャルウィーク(23歳没)の訃報だろう。現役時代にG1・4勝を含む17戦10勝。主戦の武豊騎手は日本ダービーを制覇したことで、「8大競走」完全制覇を達成している。
2005年の最優秀3歳牝馬を受賞した日米オークス馬シーザリオ、桜花賞とオークス、ジャパンCなどG1で6勝を上げたブエナビスタ、デビューから149日で菊花賞を制したトーホウジャッカルなどを輩出するなど、種牡馬としても活躍。競馬界に確かな功績を残している。
武豊騎手も「素晴らしい馬でした。たくさんの思い出があり、一生忘れられない馬です」とコメント。奇しくも今年4月には本馬を主人公としたアニメ『ウマ娘』が大ヒットを記録。そんな中での訃報とあって、ショックを受けたのは競馬ファンだけではなかったようだ。
また、5月には2000年の年度代表馬であり、世紀末覇王として名を馳せたテイエムオペラオー(22歳没)の訃報も届いた。
PICK UP
Ranking
17:30更新「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声
【NHKマイルC(G1)予想】ジャンタルマンタルは皐月賞の反動があるとみて消し! 出走唯一の連勝馬に着目
横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 「関東の問題児」がバチバチの叩き合いで痛恨の騎乗停止…被害馬の騎手からもクレーム? 降着の裁決に「迷惑をかけてしまい申し訳ない気持ち」
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA「一寸先は闇」のような勢力図の激変…注目集めた若手同期の明と暗、あの「お騒がせ騎手」が佐々木大輔に続くブレイク?
- セイウンハーデスにも襲い掛かった「不治の病」…“奇跡の復活”カネヒキリ以来の伝説に挑む
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
関連記事
JRA名門・松田国英厩舎152位の大不振……「身内いざこざ」助手「未成年売春」逮捕から厩舎内のイザコザ止まず「空中分解」の危機
JRA最強オジュウチョウサンが武豊鞍上になった理由……「オーナーの感動」と「最後のチャンス」に期待
JRAの「絶望的」ネーミングセンスに批判殺到!? 「500万下」→「1勝クラス」に10年前の大失敗「新馬」→「メイクデビュー」の今
JRA「G1」は武豊デムルメだけじゃない!? 福永祐一のダービー制覇に、和田竜二のオペラオー追悼、2018年上半期は「第2世代」が大躍進!
JRA和田竜二「苦節17年」テイエムオペラオーの死が「転機」に……ミッキーロケット勝利で解き放たれた新たな騎手人生