
JRA岩崎翼「斜行落馬」より痛いフジ『みんなのKEIBA』の報道ミス……「他馬落馬」連呼に呆然

8日、福島競馬場で行われた七夕賞(G3)で、岩崎翼騎手が4コーナーで落馬。そのまま福島市内の病院に運ばれるアクシデントが発生した。
この日のメインレースで3番人気プラチナムバレットに騎乗していた岩崎騎手は、最内で絶好の手応えで進んでいた。だが最終コーナーで外側に斜行してしまい、他馬に接触して落馬。大きく転倒したようにも見えたが、プラチナムバレットは異状なし。緊急搬送された岩崎騎手も、親戚である和田竜二騎手がTwitterで「御心配ありがとうございます」「翼大丈夫みたいです」と無事であることが報告されている。
「無事で何よりですが、この件で岩崎騎手は過怠金50,000円が課されることになりました。厳しいとは思いますが、仕掛けどころの最終コーナーで他馬に接触して落馬をしているため、一歩間違えれば後続の馬を巻き込んで大事故になる可能性もありました。岩崎騎手の落馬は痛ましい事故ですが、それが本人たち以外にまで広がらなかったことは不幸中の幸いだったと思います」(競馬誌ライター)
今回の岩崎騎手が騎乗していたプラチナムバレットは、素質こそ認められているものの骨折で長期に渡って戦線離脱。今年に入って復帰して浜中俊騎手とタッグを組んで4着、3着と好走していたものの、前走は14着と惨敗していた。今回は浜中俊騎手から岩崎騎手に乗り替わり、心機一転の意味も込めて人気を集めていたのだが、残念な結果に終わっている。
「プラチナムバレットはこれで仕切り直し。岩崎騎手は昨年末からフリーに転向しており、乗鞍こそ確保しているようですが、今年はこれまで9勝と伸び悩んでいました。今回のプラチナムバレットで重賞勝利を達成、もしくは好走をして見せれば、馬主たちや調教師たちの信頼も勝ち得て、有力馬の騎乗の話も出てきたと思うのですが…。苦難の日々がまだまだ続きそうですね」(前出・同)
今後を考えれば、人馬ともに痛すぎる結果に終わってしまったようだ。
PICK UP
Ranking
11:30更新「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声
【NHKマイルC(G1)予想】ジャンタルマンタルは皐月賞の反動があるとみて消し! 出走唯一の連勝馬に着目
横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 「関東の問題児」がバチバチの叩き合いで痛恨の騎乗停止…被害馬の騎手からもクレーム? 降着の裁決に「迷惑をかけてしまい申し訳ない気持ち」
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- セイウンハーデスにも襲い掛かった「不治の病」…“奇跡の復活”カネヒキリ以来の伝説に挑む
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA「一寸先は闇」のような勢力図の激変…注目集めた若手同期の明と暗、あの「お騒がせ騎手」が佐々木大輔に続くブレイク?
- 横山典弘「27年ぶり」ドバイ決戦へ。「自分の命と引き換えに僕を守ってくれた」盟友ホクトベガの死で止まった時間…今度こそ無事完走を
- 武幸四郎騎手に横山典弘騎手が「絶叫」!? 武豊騎手が明かしたアノ復活劇でのエピソードに見る、弟のキャラクター