GJ > 競馬ニュース > 「菜七子ルール」に違和感
NEW

武豊騎手が「菜七子ルール」に違和感。JRAが来年3月から導入する女性騎手「優遇」にレジェンドからの警鐘

【この記事のキーワード】, ,
武豊騎手が「菜七子ルール」に違和感。JRAが来年3月から導入する女性騎手「優遇」にレジェンドからの警鐘の画像1

 来年3月からJRA(日本中央競馬会)の開催において導入される、女性騎手の減量特典を緩和する新ルール。これによって現在唯一の現役女性騎手となる藤田菜七子騎手はもちろん、来年以降にデビューする女性騎手にとっても大きく活躍の可能性が広がることとなる。

 ただ、その一方で関係者の間で藤田菜七子騎手に対する”やっかみ”の声もあるようだ。

 デビューイヤーの6勝から、昨年は14勝。今年すでに25勝と騎手としての階段を上っている藤田菜七子騎手。ここで新ルールが導入されれば、さらに大きく飛躍することはほぼ確実だ。ただ、現行のルールでも順調に活躍しているだけに「ここでJRAが”助け舟”を出す必要があるのか」という疑問が生まれるのも仕方がないのかもしれない。

 現状、恩恵を受けるのが藤田菜七子騎手1人だけということもあって「菜七子ルール」との報道もあった。ただ、それだと菜七子騎手にとっては自身にとって選択の余地のないところで、いらぬ嫉妬心を集めてしまう可能性があることも事実だ。

 そこにいち早く釘を刺したのが、騎手クラブ会長を務める競馬界のレジェンド武豊騎手だ。

 武豊騎手は21日、自身の公式サイトで「女性騎手」と銘打って、女性騎手に対する新ルールの採用を「騎手会全体で歓迎しています」とコメント。「これは世界的な流れに沿ったものですし、サークル全体に授かったせっかくの財産を短いスパンで失うことを避ける意味でも当然のこと」と、その正当性を強調している。

武豊騎手が「菜七子ルール」に違和感。JRAが来年3月から導入する女性騎手「優遇」にレジェンドからの警鐘のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 皐月賞馬、ダービー馬不在の菊花賞を勝ったのは?
  2. 巷に出回る川田将雅「長距離苦手説」をデータで検証、阪神大賞典(G2)で気になる「13年未勝利」の課題…リーディングジョッキーの意外な過去
  3. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  4. 「庭先取引」の問題点を一変させたセレクトセール!億超え馬を落札する名物オーナーたちも登場…オープンでフェアな取引に多大な貢献【競馬クロニクル 第63回】
  5. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  6. ブレスジャーニー再び「主役」へ5馬身ぶっちぎり!「サラブレッド射殺事件」を乗り越えた”強い3歳馬”の真打ちが復活!?
  7. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  8. ドゥラメンテ「最後の大物」出現なるか。わずか4世代から三冠牝馬リバティアイランドやG1・3勝タイトルホルダー「伝説」の最終世代をピックアップ
  9. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  10. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬