真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.12.01 08:48

武豊は「何故」オジュウチョウサンを選んだのか。「もっと走る」有馬記念(G1)に向け、レジェンドが語った可能性
編集部
年末のグランプリ有馬記念(G1)に出走が確実視されている障害の絶対王者オジュウチョウサン(牡7歳、美浦・和田正一厩舎)の鞍上が30日、武豊騎手に決まった。和田調教師ら関係者が明らかにしている。
今夏、障害レース9連勝中にも関わらず、約4年ぶりに平地レースの出走を遂げたオジュウチョウサン。その当時から最大目標に挙げていた有馬記念出走が、いよいよ現実味を帯びてきた。
そういった中、ついに鞍上問題が決着。夢のグランプリでコンビを組むのは、やはり競馬界のレジェンド武豊騎手だ。
平地転向後、500万下、1000万下を2連勝したものの、オジュウチョウサンは果たしてG1クラスで通用するのか――。異例の挑戦に注目する多くのファンの間でも意見が真っ二つに割れており、今年の有馬記念の「最大の焦点」になることは間違いないだろう。
実際に約4年ぶりの平地挑戦となった前々走の開成山特別(500万下)こそ3馬身差で楽勝したが、前走の南武特別(1000万下)ではわずか半馬身差の勝利。ゴール前は2着馬の追撃をなんとか振り切ったという内容だった。
それだけにレース後、武豊騎手も「折り合いはついたし、最後もしっかり脚を使ってくれた」とオジュウチョウサンの走りを称賛しながらも「タイムを見ると、まだ一線級とは差を感じる」と率直な感想を漏らしている。
さらに武豊騎手自らがパーソナリティを務める『武豊TV・II』(フジテレビワンツーネクスト)で、再びオジュウチョウサンの南武特別を振り返り「普通の1000万クラスならこういう感じですけど、ただG1レベルになってくると……やっぱり時計面で1つ違うかなとは感じます。正直ね」と、改めて課題を挙げていた。
PICK UP
Ranking
11:30更新武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
「正直なところ辟易としています」武豊が巻き込まれた29年前のアイドルホース狂騒曲…レース前に明かしていた「コンビ結成」の裏話
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRAイチの「豪快王」小島太列伝。愛人、酒席トラブルあっても名騎手、名調教師の生き様に曇りなし
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 横山典弘「27年ぶり」ドバイ決戦へ。「自分の命と引き換えに僕を守ってくれた」盟友ホクトベガの死で止まった時間…今度こそ無事完走を
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客