真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.03.26 12:36

JRA大阪杯(G1)「人気しない強豪」サングレーザーのアキレス腱はミナリク!? 「休み明け実績」抜群も……
編集部
31日、春の古馬2000メートル頂上決戦、大阪杯(G1、芝2000メートル)が行われる。サングレーザー(牡5歳、栗東・浅見秀一厩舎)は悲願のG1初制覇を飾れるのだろうか。検討してみよう。
サングレーザーは昨年の安田記念(G1、芝1600メートル)で5着に負けると陣営はマイル戦から2000メートル戦への路線変更を選択し、札幌記念(G2、芝2000メートル)に出走。レースが動いた4角手前から前が壁になり動くに動けなくなってしまったが、ゴール100メートルほど手前で1頭分のスペースが空くと、そこを割って伸びる。外から飛んできたダービー馬マカヒキにハナ差競り勝った。
レース後、騎乗していた福永祐一騎手は2000メートル戦を克服できた理由を「馬体が完成したことでフォームが変わった。ハミに頼るところがなくなった」とコメント。馬主であるG1レーシングの吉田正志代表は「これだけ強い馬を相手に勝ちましたからね。当然、天皇賞・秋も考えています」と語り、その言葉通り天皇賞・秋(G1、芝2000メートル)でG1初制覇を目指した。
鞍上はJ.モレイラ騎手。キセキが逃げを打ち、サングレーザーはレイデオロの直後、7番手あたりにつける。結果はレイデオロの楽勝。サングレーザーは上がり3F最速の脚で伸びてキセキにハナ差競り勝つ2着だった。キセキをつかまえたのはレイデオロとサングレーザーだけ。2000メートルのG1戦でも、レイデオロ以外の馬となら好勝負できることが証明された。
暮れに香港C(G1、芝2000メートル)で4着となり、この大阪杯はそれ以来のレースとなる。レイデオロは不在だがG1馬8頭が集結した。昨年の天皇賞・秋よりも高レベルメンバーと言えるこの大阪杯で好走できるのだろうか。
PICK UP
Ranking
5:30更新名コンビ・吉田隼人×ソダシは「なぜ」解散に至ったのか。D.レーン→川田将雅「勝利至上主義」に走った陣営の裏事情
安田記念(G1)「警報級大雨」でソダシやばし!? ジャックドールと「共倒れ」の危機
目を掛けた愛弟子の「造反」に師匠がブチ切れ!? 今村聖奈、角田大河の謹慎中に存在感発揮も…安田記念前に師弟関係で遺恨勃発か
- ジャックドール、セリフォスの「前任騎手」が苦戦…ローカルでも若手に敗れ「存在感が薄くなった」の声も
- 「若手の筆頭株」とソダシの元主戦の間に亀裂!? 安田記念(G1)ガイアファースに騎乗も…2人揃ってエージェント変更を迫られた舞台裏
- 【鳴尾記念(G3)予想】休み明けソーヴァリアントは切り! 叩き2走目で走り頃の1頭で好配当を狙いに行く
- 「勇気が足りなかった」動けなかった武豊と、動いた松山弘平。今年最初の「新馬戦」で武豊がドウデュース厩舎とタッグ! リバティアイランドと同じドゥラメンテ産駒に熱視線!?【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
- 【安田記念(G1)予想】マイル経験のないジャックドールは黙って消し!とっておきの穴馬にも注目
- 安田記念(G1)武豊「マイル進言」も課題山盛り!? 勝てばウオッカ以来14年ぶり…ジャックドールが露呈した「致命的な弱点」とは
- 日本ダービー「69年ぶり」テン乗り制覇の裏で涙をのんだ前任騎手…「この馬の能力を出せず申し訳ありません」ドン詰まり不完全燃焼のリベンジへ