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JRA大阪杯(G1)キセキ「有馬燃え尽き」惨敗でパワーアップ!? 距離不安説も「2000mの方がいい」

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 昨秋同様、レースの主導権はこの馬が握るのだろうか。

 31日に阪神競馬場で開催される大阪杯(G1)。G1馬8頭が顔をそろえる豪華メンバーとなったが、待望のG1・2勝目を目指すキセキ(牡5歳、栗東・角居勝彦厩舎)にとっては、楽に主導権を握れそうな状況だ。

 一昨年の菊花賞(G1)制覇後、不振に陥っていたキセキだが、昨秋の毎日王冠(G2)で主戦に川田将雅騎手を迎え、逃げ馬にスタイルチェンジ。いきなり3着に好走すると天皇賞・秋(G1)3着、ジャパンC(G1)2着、有馬記念(G1)5着と秋の古馬王道路線で堂々の戦いを演じた。

 特にアーモンドアイが驚愕の世界レコードで勝ったジャパンCでは、現役最強馬に最後まで抵抗。最後は1馬身3/4離されたが、3着馬スワーヴリチャードに3馬身半の差を付けるなど、現役トップクラスの能力を見せつけた。

 そんなキセキが大阪杯で復帰する。”天敵”となるアーモンドアイがドバイ遠征で不在である以上、実績は上位。それも今回は特に逃げたい馬が見当たらず、難なくマイペースに持ち込めるのではないだろうか。

「豪華メンバーが揃った大阪杯ですが、キセキからするとアーモンドアイ、レイデオロ、シュヴァルグランといった辺りがドバイ遠征によって不在。昨秋のG1で先着を許したのは、天皇賞・秋のサングレーザーと、有馬記念のブラストワンピースだけです。ワグネリアンら未対戦の馬もいますが、実績を鑑みれば譲れないメンバー。楽に先手を奪えそうなメンツですし、休み明けですが、ここは大きなチャンスですね」(競馬記者)

 ただ、気になるのは昨秋の激戦による疲労だ。10月の毎日王冠から、12月の有馬記念まで現役トップクラスを相手に激戦を戦い抜いたキセキ。4走すべてで高いパフォーマンスを示したものの、陣営が「一生懸命走る性格」と指摘するように、最後の有馬記念では力尽きたように着順を落とした。

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