
元JRA安藤勝己氏「相手にするのをやめてほしい」自身の“なりすまし”に苦言 藤田伸二氏も同様の被害を告白
「気付いた人は、面白がって相手にするのをやめてほしい。競馬だから洒落で済むけど、笑えない時期やで」
元JRA騎手にして、現在は競馬評論家として活躍している安藤勝己氏が、自身のTwitterで怒りの声をあげた。
この日、安藤氏の元にはファンからTwitterの“なりすまし”アカウントの情報が寄せられていた。以前から、同様の意見が多数届いており、しばらくの間は静観していたようだが、今回ついに堪忍袋の緒が切れたのか、安藤氏本人が動いたようだ。
「件のなりすましTwitterアカウントは、アイコンに安藤氏の写真を使用。そしてニュースの記事に対してまるで安藤氏本人がコメントをしたかのようなツイートを行うこともあったようです。プロフィール欄を見るとありえない引退年月日や、通算勝利数が書かれていたのですが、一見しただけではわからないようになっていました。
このニセアンカツは、YouTubeやnoteで競馬の予想情報も公開していたようです。それで収益を得るために、安藤氏本人になりきったツイートでフォロワー数を稼いだり、注目を集めたかったのかもしれません」(競馬誌ライター)
こういった有名人の“なりすまし”は無数に存在する。そのターゲットには芸能人が選ばれることが多いが、競馬関係者の“なりすまし”も以前から散見されていた。
「過去にも福永祐一騎手の“なりすまし”のTwitterアカウントが存在していました。以前、福永騎手本人もTwitterを利用していたこともあったので、騙された人もいたと思います。また元JRA騎手の藤田伸二氏もTwitterで『俺はインスタなんてやってね〜ぞ!誰やこいつ』と、Instagramに“なりすまし”のアカウントがあることを告白しています。SNS上での“なりすまし”の多くは愉快犯でしょうけども、平気でシモネタや有名人に対して無礼な発言をすることも多いので、本人からすればたまったものではないですよ」(競馬記者)
現在でも、JRAの現役の騎手である蛯名正義騎手、和田竜二騎手、高田潤騎手らがTwitterを運用。ファンと交流を図っている。運用しているのが本人か否かの確認は難しいところだが、周囲の関係者たちの対応、また本人にしかアップすることができないであろう写真などを元に、判別していくのがベストだろう。
今回、安藤氏本人が声を上げた効果もあったのか、このニセアンカツのアカウントはすでに削除されているようだ。だがまた別の誰かが立ち上げる可能性も十分にありそうだ。“なりすまし”のアカウントには騙されないように注意を払う必要がある。
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