JRA驚異の勝ち上がり率“95%”!ディープインパクトの“超ニックス”配合、レッドベルオーブが土曜新潟で初陣!

8日(土)、新潟5Rの新馬戦(芝1600m)に「レッド軍団」こと東京サラブレッドクラブが期待馬を送り込む。その馬の名は、レッドベルオーブ(牡2歳、栗東・藤原英昭厩舎)だ。
姉に現3勝クラスのレッドベルローズ(5歳)とレッドベルディエス(4歳)、そして兄にデイリー杯2歳S(G2)勝ち馬のレッドベルジュール(3歳)がいる“レッドベル兄弟”の4番仔だ。4兄弟の母、レッドファンタジアは米国産の持ち込み馬で、現役時代は9戦未勝利だったが、繁殖牝馬として堅実に活躍馬を輩出している。
レッドベル4兄弟に共通するのが、父がディープインパクトという点。つまり4頭は全兄弟ということになる。そして注目に値するのが、母レッドファンタジアの父がアメリカの名種牡馬アンブライドルズソングであることだ。「ディープインパクト×アンブライドルズソング」は、ここ数年で一気に注目度が高まったいわゆるニックス配合だ。
この配合で最も有名なのが今年無敗で2冠を達成したコントレイルだろう。コントレイルやレッドベル4兄弟以外にも、2014年の朝日杯FS(G1)を勝ったダノンプラチナが出ている。
ディープインパクトのニックス配合と聞いて真っ先に思いつくのは、ストームキャットとの組み合わせだろう。しかし2つのニックスを比べるとアンブライドルズソングもストームキャットに匹敵するか、それを上回るといっていいほど相性がいい。
【ディープインパクト×ストームキャットのJRA通算成績】
・勝率:14.8%
・勝ち上がり率: 66.7%(38/57)
・3勝馬率:35.1%(20/57)
・重賞馬輩出率:15.8%(9/57)
・G1馬:5頭(ラキシス、ラヴズオンリーユー、サトノアラジン、キズナ、アユサン)
・1頭当たりの獲得賞金:約7083万円
【ディープインパクト×アンブライドルズソングのJRA通算成績】
・勝率:20.6%
・勝ち上がり率:95.0%(19/20)
・3勝馬率:40.0%(8/20)
・重賞馬輩出率:15.0%(3/20)
・G1馬:2頭(ダノンプラチナ、コントレイル)
・1頭当たりの獲得賞金:約5607万円
母数は違うものの、2つのニックス配合を比較しても母父アンブライドルズソングは見劣りしないどころか、ストームキャットを上回っている項目が目立つ。特に95.0%という勝ち上がり率は驚異的といっていいだろう。明らかに劣っているのは、1頭当たりの獲得賞金だけだが、これも今後のコントレイルの活躍次第で上回る可能性がある。レッドベルオーブもこれに加担できるだろうか。
そのレッドベルオーブだが、当初は1週前の新潟芝1800mでデビュー予定だった。ところが先週の追い切り前に軽い熱発があったため、大事を取って1週スライドさせての出走となる。
5日(水)の最終追い切りは栗東CWを併せ馬で行い、5ハロン71.3 – 54.4 – 39.5 – 12.1の時計で、馬なりで駆け抜けた。藤原調教師も「2歳馬のこの時期としてはまずまず良くなってきていますし、やはり素材はいいものを持っています」と初戦から自信をのぞかせるコメントを残している。
勝ち上がり率95.0%の“超ニックス”配合からコントレイルに続く新たな大物は誕生するだろうか。
PICK UP
Ranking
17:30更新
JRAあの大物でさえ「秒」で消し!? ソダシやレイパパレも戦々恐々、春競馬で共通していた「買ってはいけない馬」の条件
JRA田辺裕信「ケイコの時から、らしさがなかった」5番人気15着大敗のワーケアは「何故」七夕賞(G3)復帰だったのか。格下3頭併せ「2馬身遅れ」も記者が明かした“強行軍”の理由
JRA【三冠最終戦】菊花賞(G1)で散った二冠馬、辿り着けなかった二冠馬たち。ミホノブルボン、メイショウサムソン、ネオユニヴァース、トウカイテイオー、ドゥラメンテ- JRA「自分は1回、潰れかけたジョッキー」年間0勝…どん底のハンデ職人を救った名オーナーが他界。明かされた珍冠名「ニホンピロ」の謎
- 【七夕賞(G3)予想】馬場悪化確実でバトルボーンは切り! 「重」だからこそ狙いたい穴馬
- 未勝利ルーキーが「深刻理由」で乗鞍激減!?度重なる失態に師匠からはお灸、エージェントも契約解除の大ピンチ
- 「関東の問題児」がバチバチの叩き合いで痛恨の騎乗停止…被害馬の騎手からもクレーム? 降着の裁決に「迷惑をかけてしまい申し訳ない気持ち」
- 「106戦1勝」ジョッキーに22鞍の騎乗依頼!? 「トップ10入り」うかがう中堅騎手が地元でよもやの低迷……函館記念(G3)で大どんでん返しあるか
- JRA馬券の購入が文字通り「電話投票」だった話、抽選突破が条件…「有料ソフト」で苦労して買っていた時代とは
- JRA 桜花賞(G1)サトノレイナスにアノ「呪い」再び?国内外G1・6勝「サトノ軍団」に足りないモノとは
関連記事

JRA朝日杯FS(G1)武豊→スミヨンはどう!? レッドベルジュールの可能性

武豊JRA・G1完全制覇へ「忘れられているので強調します」。デイリー杯2歳S(G2)完勝レッドベルジュールと、「あの大物」で今年達成の期待大

JRAジャパンC(G1)「第12レース開催」で想起される“オートゼウス事件”!? ディープインパクト無敗2冠達成の裏で発生した “大量誤購入”の結末は……

JRAエリザベス女王杯(G1)に電撃参戦!? 「最強3歳牝馬」デアリングタクト最大のライバルはあのディープインパクト産駒か

JRAディープインパクト没後1年。ナッソーS(G1)に海外最後の「大物候補」が出走! “近代競馬の結晶”の娘がディアドラに立ちはだかる
















