真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2020.10.07 20:00

JRA史上初の快挙へ―― 安田隆行調教師「まさか、ここまで活躍するとは」……。 悲願「父ロードカナロア」でのG1制覇へ“夢”のスプリント配合が走り出す
編集部
父ロードカナロアでのG1勝利へ――
先週のスプリンターズS(G1)では、惜しくも2着に敗れたダノンスマッシュ。安田隆行厩舎としてはダイアトニック(13着)とのロードカナロア産駒2頭出しで挑んだが、勝利を得る事はできなかった。
厩舎にとって特別な存在だったロードカナロアの産駒でのG1制覇は、またもお預け。次のG1出走に持ち越される事となった。
安田隆師といえば、スプリンターを育て上げるのを得意とする調教師だ。ロードカナロアも現役時代に師が管理し、G1を6勝。日本ではスプリンターズS、香港でも香港スプリント(G1)を連覇した世界的名スプリンターだ。
ロードカナロアには思い入れのある師だけに、その産駒でのG1制覇は悲願となっている。
そんな中、安田隆厩舎の新たなロードカナロア産駒が、春のスプリントG1「高松宮記念」に照準を合わせているという。先月末の長篠S(3勝クラス)を快勝したカレンモエ(牝4歳)だ。
安田隆調教師は『中日スポーツ』の取材に「前走の勝ちっぷりなら、重賞でもやれると思います。この後は京阪杯からシルクロードS、そして高松宮記念へ」と、今後の期待を口にしたという。
京阪杯→シルクロードS→高松宮記念というローテーションは、まさにカレンモエの父であるロードカナロアと同じ。そこからスターダムへと駆け上がった父を思えば、師の期待感がヒシヒシと伝わってくる。
カレンモエは、父ロードカナロアに、母がカレンチャンという血統。
母のカレンチャンも安田隆厩舎で管理されていたが、こちらもG1を2勝。春秋スプリントG1である、高松宮記念とスプリンターズSを制した名スプリンターだ。安田隆調教師にとって、カレンモエはまさに“夢”の詰まった血統なのである。
PICK UP
Ranking
11:30更新「勇気が足りなかった」動けなかった武豊と、動いた松山弘平。日本ダービー(G1)の明暗を分けた「経験値」
日本ダービー(G1)横山武史惜敗に「よそゆきの乗り方」が関係!? 元JRA田原成貴氏が持論展開
武豊、今年最初の「2歳新馬戦」はドウデュース厩舎の期待馬とタッグ! G1・4勝をあげた父の代表産駒と同配合
- 「単勝262.8倍」シンガリ16番人気馬が大激走で今年のJRA最高払戻金額を記録! 来年のダービーウィークでも要警戒?
- 「走る馬だと今日立証された」福永祐一氏“自虐ネタ”に大爆笑!? タスティエーラ堀宣行調教師に「禁断の奥の手」を使わせた怪我の功名
- 【鳴尾記念(G3)展望】世界最強イクイノックスが待つ宝塚記念(G1)へ! 大器ソーヴァリアントは負けられない一戦
- ゴール寸前でまさかの「落馬」アクシデントも…次の騎乗で馬群を割り1着を獲った若武者に称賛の声
- 日本ダービー(G1)D.レーン「背信続き」の崖っぷちから失地回復!テン乗りジンクスも「正直知らなかった」…またしても2着横山武史はトラウマ再発?
- 川田将雅×ソダシの新コンビに違和感!? 懇意のダノックス所有馬からの乗り替わりに「以前ほど優先しなくなったのかな」の声
- 【安田記念(G1)展望】川田将雅×ソダシVS武豊×ジャックドールVS昨年覇者ソングライン! 超ハイレベルの東京連続G1最終章