JRAジャパンC(G1)「三つ巴」ムードの下馬評に異変!? 早くもアーモンドアイ”一強”ムード…… ”不穏な噂”が付きまとうあの馬に「三強脱落」の危機
29日、東京競馬場ではジャパンC(G1)が行われる。アーモンドアイは引退レースとなるこの舞台で有終の美を狙う。また、無敗の三冠馬コントレイル、デアリングタクトも虎視眈々と世代交代を目論んでいる。
アーモンドアイとしては初対決となる2頭のいずれかに敗れるとせっかく手に入れた8冠馬の称号も色褪せてしまうリスクがある。対する無敗の3歳勢にしても、アーモンドアイを倒す最初で最後のチャンスとなる。ここで敗れると、以降のリベンジが叶わないだけに、勝ち逃げだけは是が非でも阻止したい。
いずれも甲乙つけがたい3頭の力関係は、競馬ファンにとっても悩ましい限りである。そこでレース前の下馬評として大きな参考となるのが『netkeiba.com』の予想オッズだろう。
史上最高といわれるレースの出走馬として異質な存在だったヨシオが、単勝1倍台の断然人気に支持されるという”珍事”もあったものの、現在は修正されて妥当なオッズに落ち着いている。
騒動が収まった24日現在、予想オッズは以下となっていた。
1番人気 アーモンドアイ 2.2倍
2番人気 コントレイル 2.8倍
3番人気 デアリングタクト 3.0倍
ヨシオが1番人気だったときは2番人気にコントレイル、3番人気にアーモンドアイ、4番人気がデアリングタクトだったが、修正後はアーモンドアイが1番人気に支持された。
だが、25日現在の予想オッズでは、これまでの人気でコントレイルに後れを取っていたデアリングタクトが2番人気に浮上。コントレイルは3番手に評価を落とした。
1番人気 アーモンドアイ 2.2倍
2番人気 デアリングタクト 2.8倍
3番人気 コントレイル 2.9倍
「やはり、コントレイルが1週前の追い切りで遅れたことが大きく影響していると考えられます。これまで併せ馬で遅れたことがなかった馬としては物足りなさがありました。これに対し矢作師は遅れよりも馬体の張りを懸念しており、追い切りに騎乗した福永祐一騎手も同じ想いだったようです。
ですが、最終追い切りは時計こそ目立たないものの、ラスト1ハロンまで連続して加速する好内容。陣営が素晴らしい動きと評したように、著しい良化を見せています。1週前の状態からここまで回復したのはさすがだと感心していました」(競馬記者)
PICK UP
Ranking
11:30更新- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- ジャパンCはノーザンファームに逆らうな?武豊×ドウデュース、ルメール×チェルヴィニア、さらに社台グループの意外な隠し玉が出走?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
関連記事
JRAジャパンC(G1)C.ルメール「匂わせ」発言に本音がチラリ!? アーモンドアイが警戒している相手は…… ライバル2頭の評価に微妙な温度差も
元JRA細江純子さん、コントレイルに「辛口ジャッジ」!? 「正直、菊花賞の方が……」ジャパンC(G1)陣営「良化強調」も、最終追い切りは……
JRA C.ルメールがコロナ禍を味方に賞金“荒稼ぎ”!? ジャパンC(G1)アーモンドアイで「大記録」更新も視野に
JRA「5万超え」プラチナチケット化したジャパンC(G1) “確実に入場できる”アノ人達にも、意外な「苦悩」が!?
JRA「鞍上問題」勃発の悪夢再び!? 池添謙一「モチベーションがあがりません」…… 「大誤算」ジャパンC(G1)サートゥルナーリア回避にショック隠せず!