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JRA三浦皇成「川田将雅のバトン」完全無視の大敗にガックリ!? チャンピオンズC(G1)クリンチャー陣営「前走をイメージして乗ってほしい」も後方待機でG1通算92連敗

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JRA三浦皇成「川田将雅のバトン」完全無視の大敗にガックリ!? チャンピオンズC(G1)クリンチャー陣営「前走をイメージして乗ってほしい」も後方待機でG1通算92連敗の画像1

 6日、中京競馬場で行われたダート王決定戦・チャンピオンズC(G1)は、4番人気のチュウワウィザード(牡5歳、栗東・大久保龍志厩舎)が優勝。今年1月の川崎記念(G1)に続く3つ目のビッグタイトルを手にすると共に、嬉しいJRA・G1初制覇となった。

 また、鞍上の戸崎圭太騎手は2018年の皐月賞以来、久々のG1制覇。今年は、昨年11月の落馬事故の影響で、5月まで休養を余儀なくされるなど苦しいシーズンを送っていた。それだけに、復活を印象付ける大きなアピールとなったに違いない。

 その一方、またも「G1の重圧」を前に不完全燃焼で終わってしまった男がいる。5番人気のクリンチャー(牡6歳、栗東・宮本博厩舎)に騎乗した三浦皇成騎手だ。

 今回のチャンピオンズCの上位人気は3歳のカフェファラオを除けば、G1優勝経験のある強豪がズラリと並んだ豪華メンバー。実績十分のチュウワウィザードでさえ4番人気に甘んじ、インティやモズアスコットといったフェブラリーS(G1)勝ち馬に至っては10番人気、11番人気の穴馬という評価だった。

 そんな中、G1未勝利の古豪クリンチャーが5番人気に支持されたのは、前走のみやこS(G3)の内容が際立っていたからだ。

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 チャンピオンズCの前哨戦となったこのレースで好位に取り付いたクリンチャーは、早めにスパートする積極果敢な競馬を見せ、2着馬に3馬身、3着馬には7馬身差をつける圧勝。鞍上の川田将雅騎手が「この馬の特長を活かそうというレースを選択しました」と語った通り、スタミナ勝負に持ち込んで後続をちぎり捨てた。

 この結果には、クリンチャー陣営も「とても熱心に、この馬のことを研究してくれた」と川田騎手に感謝感激といった様子。チャンピオンズCでは川田騎手がクリソベリルに騎乗するため、宮本博調教師が「前走が理想的。あれをイメージして乗ってもらうように伝える」と“バトン”を託したのが三浦騎手だった。

 しかし、三浦騎手のチャンピオンズCの騎乗は、クリンチャー陣営にとって不完全燃焼だったと述べざるを得ないだろう。

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