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JRAクリソベリル音無師「原因はいろいろある」G1・1番人気連勝がついにストップ! 川田将雅は連敗の泥沼…… それでも続いた「新記録」とは

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JRAクリソベリル音無師「原因はいろいろある」G1・1番人気連勝がついにストップ! 川田将雅は連敗の泥沼…… それでも続いた「新記録」とはの画像1

 6日に行われたチャンピオンズC(G1)は戸崎圭太騎手の4番人気チュウワウィザードが中団から差し切って優勝。自身のJRA・G1初勝利を飾るとともに、3勝目となるG1勝利を手に入れた。

 クリソベリルは4着と敗れ、ここまで対戦成績で3戦全勝だったチュウワウィザードに初めて後れを取った。単勝1.4倍の圧倒的1番人気を裏切り、ついに海外遠征で敗れたサウジCを除いて8戦全勝を誇っていた国内無敗の看板を下ろすことになった。

 レース前、クリソベリルを「日本で負けていい馬ではない」と評した川田騎手とは対照的に戸崎騎手が「力を出してくれて、馬の力で僕も勝たせてもらいました」と、チュウワウィザードを評したことは2人の明暗を浮き彫りにする結果だったといえるだろう。

 今年G1未勝利の川田騎手としても、連敗ストップの期待が高かった馬での敗戦はそのまま年内未勝利の足音が大きくなりつつある。

 8枠15番からのスタートとはいえ、枠の優劣をどうこう言うクラスの馬でもない。それだけに、最後の直線で好位から伸びを欠いた姿には、目を疑ったファンも多かったに違いない。

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 敗戦に対し、レース後に川田騎手は「今の具合でよくここまで来たと思います」と力負けではないことを強調。管理する音無秀孝調教師も「いつものクリソベリルと違う走りだった」と万全な状態で出走できなかったことを”暗に”認めている。続けて「原因はいろいろあると思うので、これから考えます」と次走での巻き返しを誓った。

 また、この敗戦は今秋で話題になっていたG1・1番人気馬の連勝を7でストップすることにも繋がった。1番人気クリソベリルの敗戦により、リーチが懸かっていた史上初の8連勝は実現とはならなかった。

 だが、G1・1番人気馬連勝記録が途切れた一方でさらに記録を更新中なのが、『WIN5』で指定された対象5レース目の1番人気馬の連勝である。8月2日の開催で関越S(L)を1番人気ザダルが優勝して以降、翌週のレパードS(G3)から9連敗。2ヶ月ぶりに勝利を挙げたのが10月4日のスプリンターズS(G1)のグランアレグリアだった。

 この勝利をきっかけに先週のりんくうS(OP)の1番人気ジェネティクスまでなんと11連勝。これは2011年4月24日からはじまったWIN5の歴史の中でも勿論、最長記録となっている。

「WIN5はJRAが指定した対象5Rの勝ち馬を当てる馬券ですが、現在発売中の券種でも最高難易度といわれているように的中は至難の業です。特に難しいとされる理由が、自信のあるレースを選択可能な通常の馬券と異なり、指定されたレースが対象となることです。

指定されたレースが対象となるため、購入者は自信がないから買わないという選択肢がなくなります。さらに5レースを予想するとなると、少しでも1レースあたりの点数を増やすと合計点数が大きく増えてしまうため、予算を考えるとどこかで削らなければ現実的な点数になりません。

金銭的な余裕のある著名人やYouTuberなどが大量購入して的中する事例などもありますが、一般の人にはせめて1万円以内くらいに抑えないと予算が足りなくなりますね」(競馬記者)

 そういう意味では、現在11週連続で実質WIN4となっていることは、WIN5ファンにとっては願ってもいない朗報だろう。

 その分だけ配当が安くなるのではないかと思うかもしれないが、その辺りの心配はご無用だ。連勝中の期間内でも3000万超えが2回、100万円以上の配当も4回出ているなら妙味は十分だ。

 ちなみに次回のWIN5対象の5レース目は阪神JF(G1)。このレースを1番人気馬1頭で狙い撃ちして、実質WIN4に挑戦してみるのもありだろう。

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