GJ > 競馬ニュース > 武豊“問題児”メイケイエールに秘策あり!?
NEW

JRA武豊“問題児”メイケイエールに秘策あり!? 「面白い馬と出会った」次なる一手はウオッカ、ダイワスカーレット世代のアノ馬と同じか

【この記事のキーワード】, ,

JRA武豊問題児メイケイエールに秘策あり!? 「面白い馬と出会った」次なる一手はウオッカ、ダイワスカーレット世代のアノ馬と同じかの画像1

 先週末に行われた阪神JF(G1)は1番人気ソダシが優勝。無傷の4連勝で2歳女王に輝いた。2着には2番人気サトノレイナスが入り、人気上位2頭での決着となった。

 下馬評では「3強」ムードとなっていたが、その一角であるメイケイエール(牝2歳、栗東・武英智厩舎)は4着に終わった。

 小倉2歳S(G3)、ファンタジーS(G3)と、距離を伸ばしながら勝利してきたメイケイエール。スタートで後手を踏んだファンタジーSでは武豊騎手が抑えようとしているにもかかわらず、制御が利かずに先団まで上がってしまった。惨敗してもおかしくない状況ながら、最後まで脚色が衰えることなく勝利を飾った。

 レース後、武豊騎手は「普通なら全然ダメになるパターンでしたけど、相当能力がありますね」と評価しながらも、「明確な課題はそこ」といきたがる面を問題視した。

 そのため、さらに1ハロンの距離延長となる阪神JFは折り合いがつけられるかに注目が集まった。

 そんな中、メイケイエールが引き当てた枠番は大外の18番。前に馬を置きづらい外枠は不利に思われたが、武英調教師からは「スタートがそれほど速くないので、前にたくさん馬がいると不安だった。内枠でケンカする形になるのが嫌だった」とむしろ外枠を歓迎するコメントが飛び出した。

「外枠が良かったのかは賛否が分かれましたね。ただ、結果は行きたがる面を見せての4着。福永祐一騎手の手綱で出走した新馬戦は1枠1番からの発走で、前に馬を置きながらも、かかっていたので難しい馬に感じますね」(競馬記者)

 そんなメイケイエールについて武豊騎手が気になるコメントを出している。

 16日に更新された自身のオフィシャルサイトの日記で、「内枠だったら前の馬を壁にして折り合ったのかどうか、大外枠だったから逆によかったのか、そこもあの1戦だけではハッキリとはわかりませんでしたが、ボク自身の感覚では桜花賞(G1)にメドが立った内容と思っています」とクラシックに向けて手応えを感じたようだ。

 続けて、「ポジションが後方になってしまっても、ものすごい破壊力で先団に取り付く脚は持っていますから、追い込みという戦法でメイケイエールが納得してくれるかどうかです」と綴っている。

 気になるのは「追い込みという戦法でメイケイエールが納得してくれるか」という部分だ。

「この文面からは次走も引き続き後方から終いにかける競馬に挑戦するのではないでしょうか。それで制御が効くのかというところが課題となりそうですね。

ただ、武豊騎手は控える競馬で結果が出なかったサイレンススズカの才能を見抜き、稀代の逃げ馬としてブレイクさせた経歴があります。もし追い込みでダメなようなら、メイケイエールで逃げの手に出る可能性もありそうです。

陣営は『気性が悪いわけではない』と話しており、真面目過ぎるが故に前のめりになり過ぎるようです。自分のペースで逃げれば、新たな一面が見られる可能性がありそうですね」(別の記者)

 メイケイエールとよく似た経歴を持っているのが2007年のスプリンターズS(G1)を制したアストンマーチャンだ。

JRA武豊“問題児”メイケイエールに秘策あり!? 「面白い馬と出会った」次なる一手はウオッカ、ダイワスカーレット世代のアノ馬と同じかのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 【スプリンターズS(G1)】何故「絶好調」ナムラクレアは敗れたのか。レース後、調整過程に起こった変革。まさかの5着に終わった昨年の裏事情とは
  2. 全国リーディング6位のトップ騎手が重賞1番人気「11連敗」の泥沼…菊花賞(G1)権利取り失敗の日本ダービー3着馬に黄色信号
  3. 天皇賞・秋(G1)「最強馬問題」がついに決着か、イクイノックスとドウデュースの直接対決がついに実現…ズバリ勝つのはどっち?【GJ読者アンケート】
  4. 東西最終レースに未来のダート女王候補登場か? 武豊主戦のインゼルレーシング所有馬とキャロットファームのドゥラメンテ産駒に熱視線
  5. スプリンターズS(G1)横山武史「史上2人目」大記録達成に王手! 相性抜群パートナーと臨む舞台で武豊、C.ルメール、川田将雅超えなるか
  6. 「武豊超え」に燃える横山典弘、スプリントG1・6勝の名伯楽が「横山マジック」に託す
  7. 凱旋門賞はなぜ「日本の夢」であり続けるか。「名馬の墓場」と世界から侮蔑の眼差しを受けた過去を乗り越えて 〜スルーセブンシーズの孤独な挑戦〜
  8. 1日5勝の川田将雅さえ霞む池添謙一のW神騎乗! 15番人気→10番人気でWIN5「歴代5位」4億2878万3320円演出&菊花賞切符ゲットの大仕事!
  9. 「将来が楽しみ」圧巻の勝ちっぷりに川田将雅も絶賛! イクイノックスの名門からまた新たな大物が出現、目指すは来年の三冠競走か
  10. 審議長引いた「斜行体当たり」も降着なし 横山武史「コメントしないから!」に現場騒然 「帰国」J.モレイラも心中複雑!?【週末GJ人気記事ぶった斬り!】