甘デジ稀代の「爆連モンスター」を継承した強敵で狙う一発！「逃した魚」の大きさに打ち震える!?

　スタートダッシュを期待して、刺さった時の爆発力を持つ機種に狙いを定めたものの、肝心の連チャンモードに入れることができずまとまった玉を出すことができなかったシーズン4の1回目。初期投資が嵩まなかった分、出費が抑えられ結局ほぼトントンで終えた。

　ほぼチャラ線だったこともあり、引き続き一発力を秘めた機種を選ぶ立ち回りをしようと選んだ台は『Pミニミニモンスター4a』である。伝説の爆裂機『モンスターハウス』の流れを汲むだけあって、ST継続率が約74～80％、右打ち中なら15％で1000発出玉を獲得できるというなかなかやれるスペックとなっている。

　とはいえ、まずはSTに入れないと話にならない。本機はV-STでヘソ抽選時のST突入率は50％。とにかく1/2を引けば良いわかりやすいチャレンジである。

　おおよそ100回転ほど回したところで待望の初当り。しかし、これが「6」図柄で再抽選もなし。ああ、そういえば私はモンスターハウスで昇格しないマンであった。「9」で当たって再抽選演出になるもキャラ図柄をスルーし「2」で止める芸当などお手のもの。

　結局、大当りラウンド中の昇格演出でも失敗し、時短40回転の「モンスターチャンス」に移行したのである。むむむ、前回からの悪い流れを断ち切れていないなと先行きに不安を感じるも、27回転で時短引き戻しに成功するではないか。

「よっしゃ、これで高ループモードゲットや！」と喜ぶものの、「9」図柄当りでラウンド昇格ナシ。本機は電サポ中の大当りでも通常の可能性がある。ただ、その割合は15％で、5回に4回以上は確変を引けるはずなのである。

　マジかよと相性の悪さを痛感させらながら時短を消化しているとまさかの引き戻し2連発！　85％は引けないが1/125.8（設定1なら）はあっさり引けるという運がいいのか悪いのか状態に戸惑うも、今度こそST取れただろうとほっと胸を撫で下ろす。

　無事にラウンド昇格演出でST100回転の「モンスターチャンスハイパー」をゲットし、この展開なら2ケタ連チャンも期待できると邪な考えが頭をよぎったのがマズかったのか、次の大当りが三度目ましての通常大当り。

　さすがに二度あることは三度なく、時短を駆け抜け奇妙な連チャンによって1200発ほどの出玉を獲得。まあ結果良しである。だし、時短の引き戻し方をみると高設定もあるのかと、設定示唆演出を急いで確認するも思い当たるフシはなし。

　演出に登場するお化けの色が変化すると設定示唆だが、いっつも驚きの白であったし、大当り中のオーバー入賞時に発生する音声やラウンド終了時のボタン発行色など完全に覚えていないし確認していない。

　回転率がそれほど良好でなかった事実も含め、薄弱な根拠でこの台を追い続けることはリスク以外の何物でもないと判断し、今回はこれにて終了。それにしても、STに入れば設定1でも4連チャンくらいはしてくれるはずなので、逃した魚の大きさに打ち震える。これが後々影響しなければ良いのだが……。

【D店】
・今回のトータル出玉　－224発（総収支　－160発）
・実戦機種　1台（計3台/20台）

これまでの結果
A店【実戦機種26台、コンプリート（大当りさせた）台、16台/33台中・収支　－12249発】
B店【実戦機種21台コンプリート、収支　－16314発】
C店【実戦機種40台コンプリート、収支　＋3917発】

（文＝大森町男）

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