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JBCクラシックは「単勝万馬券」級の大穴に自信あり!レディスクラシック、スプリントも期待の穴馬をスタンバイ

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 3日、今年は2013年以来の金沢競馬場でダート競馬の祭典「JBC」が行われる。

 JBC・3競走の最初は、牝馬によって争われるJBCレディスクラシック(G1)。2017年には3連単134万馬券が出たレースでもある。ここは自信の本命馬から馬連で万馬券を狙いたいところだ。

「◎」には6番のテオレーマ(牝5歳、栗東・石坂公一厩舎)を指名する。

 芝とダートの違いはあるが、父ジャスタウェイ譲りの決め手を搭載。特に逃げ・先行馬が有利な小倉ダート1700mで豪快に差し切った4走前の豊前S(3勝クラス)と重賞初制覇となった3走前のマリーンC(G3)では、直線の走りが1頭だけ別格だった。

 2走前は自慢の末脚が不発に終わり惨敗したが、敗因は明確。前走後に鞍上の川田将雅騎手が「(スパーキングレディーCは)熱中症の影響で走らなかった」と、明かしている。

 今回は内に逃げ・先行馬が3頭隣り合わせ、外にもレーヌブランシュといった前に行きたい馬が揃った。最初の1コーナーまで約350mあるため、先行争いが長引けば長引くほどテオレーマ向きの展開になるだろう。

 ただ、テオレーマは勢いあるJRA所属馬ということで、当日は人気になることが確実である。相手には穴っぽい「○」に昨年の同レース4着馬の12番ダノンレジーナ。「▲」には南関で好成績の7番ルイドフィーネ、「△」にムラはあるが交流重賞連対実績が魅力の1番マルカンセンサーを推す。

 馬券は上記3頭へ流して、高配当を狙いたい。

<JBCレディスクラシック 買い目>
馬連 6番→1番・7番・12番

 次は9RのJBCスプリント(G1)だ。2年続けて3連単の払戻が149万円、18万円と波乱決着となっているため、穴党の私からすると腕の見せ所になる。このレースも紐荒れ狙いの馬連で勝負する。

「◎」に指名したのは、9番のサクセスエナジー(牡7歳、栗東・北出成人厩舎)だ。

 今年のJBCスプリントは、コーナー4つの1400m戦。出走馬を見渡すと、JRA勢のほとんどが1400m戦の実績はあるが、コースを1周するレースでの実績が乏しい。大外12番のレッドルゼルにいたっては今回が初めてである。

 その点、サクセスエナジーはコーナー4つの1400m戦の交流重賞を計5勝しているスペシャリストだ。他の馬とは実績・適性どちらの面でも一枚上と判断していい。

 さらに揉まれ弱い同馬にとって、今回は願っても無い外枠からのスタートなのは好材料だ。自身よりも外の先行馬はベストマッチョだけと枠の並びも恵まれた。

 使い詰めである点は気になるが、中間の調教では疲れを微塵も見せない軽快な動きを披露している。これなら初のG1勝ちを期待してもいいのではないだろうか。

「○」に2歳戦とはいえ、昨年G1勝ち実績がある4番アランバローズ、「▲」に昨年の同レース覇者3番サブノジュニアをそれぞれ推奨する。また、今夏までJRAのオープン馬だった11番クリノフウジンも「△」で押さえたい。

<JBCスプリント 買い目>
馬連 9番→3番・4番・11番

 トリを飾るのがJBC・3競走の主役で、日本ダート競馬の頂上決戦の1つに数えられるJBCクラシック(G1)だ。

 先日の天皇賞・秋(G1)のような堅い決着が目立つが、1番人気が敗れた年ではチラホラ3連単で万馬券が見られる。また、人気決着が続いているからこそ、そろそろドカンと大波乱になる可能性も大いに有り得る。ここは1つ、大穴の単複で夢馬券を狙ってみたい。

 そこで用意した秘密兵器の「◎」は、11番のテーオーエナジー(牡6歳、兵庫・橋本忠明厩舎)だ。2日現在の単勝オッズは100倍台の大穴だが、本命に推す根拠は十分にある。

 8月までJRA所属だったテーオーエナジーが地方へ転入したそもそものキッカケは、2019年の佐賀記念(G3)を最後に掲示板圏内すら無い極度の大スランプに陥ったことだ。3歳の冬にOPを連勝して軌道へ乗ると思われたが、19年マーチS(G3)の10着から気付けば14連敗とスランプが長引いた。

 その間、かつてはテーオーエナジーの6馬身後ろ(18年3月18日阪神6R)にいたチュウワウィザードは、今ではとっくに追い越してG1馬である。それゆえテーオーエナジーのことを考えると、いたたまれない気持ちになる。

 だが、地方競馬移籍初戦となった前走で、相手が違いすぎたとはいえ文句無しの大楽勝。鞍上の手綱が動いたのはスタート直後にハナを取りにいったときだけ。勝負所では馬なりで後続をグングン突き放して、19年1月のポルックスS(OP)以来の勝利を上げた。

 強かった馬が一気に連敗街道を歩むことになったため、精神面が原因と推測しているが、久々に勝利が刺激になれば復活も考えられる。現に中間の調教では、OP連勝時を彷彿させる生き生きとした動きを披露。橋本師も手応えを感じており、もしかしたら強かった3歳の頃に戻ったかもしれない。

「勝利」というエナジーを注入された今のテーオーエナジーなら、同じ冠名のテーオーケインズ、そして同期のチュウワウィザードを倒せると見る。実況アナから「テーオーでもケインズじゃない!エナジーだ!」と、決め台詞が出る結果になることを期待したい。

<JBCクラシック 買い目>
単勝・複勝 11番

※馬券は自己責任でお願いいたします。

(文=万☆券太)

<著者プロフィール>
元々は本命党だったが、買い間違えた馬券が超人気薄の穴馬で意気消沈していたらまさかの大的中。これに味を占めて今はすっかり万馬券の虜に……。人気馬に難癖をつけて大穴に◎を打つのも日常茶飯事。座右の銘は「買わねば当たらぬ」

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