【パチンコ実戦】甘デジ「時短200回の激熱モード」搭載マシンで感涙!?

甘デジ「時短200回の激熱モード」搭載マシンで感涙!?

　暖かくなってきたと思ったら雪が降り、雪が降ったと思ったらまた暖かく…。
　また暖かくなったと思えば、今度は寒い…。
　そして寒いとやってしまうのが、やはり”寝坊”だろう。

　この日、私ロマニスタ鈴木も朝一でパチンコホールへ向かおうと思っていた。「なんだか寒いな」と目を覚ますと時計はまだ朝の7時。「寒いし、まだちょっと寝よう」とウトウトしていると…。

　気がつけば昼の1時。誰でも一度は経験があるだろう“二度寝”によって、ホールへの入店は結局夕方近くになってしまった。

　今日は日曜日。ホールは賑わいを見せており『新世紀エヴァンゲリオン～未来への咆哮～』(ビスティ)や『P Re:ゼロから始める異世界生活 鬼がかりver.』(大都技研)は満席。リゼロは5台ほどしかないので満席も仕方がないが、エヴァは最近増台して40台もあるのに満席とは…。さすがは人気機種だ。

　こうもなってくると迷うのは、やはり台選び。だが、この台を選んでいる時が一番楽しい気もするが…。

　しかし、最近お気に入りの『P新鬼武者 DAWN OF DREAMS 甘デジ』(平和)には先客。打ってみたいと思っている『PA野生の王国～どらむサファリ～99Ver.』(ニューギン)でも楽しそうにお客さんが打っている。「残念だな～」と思っていたが、その隣の“とある台”に目にとまった。

■ファミコン世代が感涙!! 懐かしい音楽、演出の数々に酔いしれろ!!

　その台とは『PAナムココレクション2 スイートゲームver.』(メーシー)だ。

　大当り確率約1/99の甘デジタイプで、大当り後は時短1回＋残保留の「ナムコチャレンジ」へ突入し、その「ナムコチャレンジ」中に約1/12.71の大当りを引くことができればループ率約79%の「ナムコフェス」か「超ナムコフェス」へ突入する。

「超ナムコフェス」は突入すれば時短200回の実質次回大当り確定のモードとなる。いわゆる「シンフォギアタイプ」と言えば通じるであろうスペックだ。

　一応ヘソからの大当りでは「超ナムコフェス」直撃も存在するが、約10%しかないのでほとんどは「ナムコフェス」へ突入すると考えた方がいいだろう。

　本機の演出に登場するファミコン作品は4つ。パチスロでも話題の「マッピー」やファミスタこと「ファミリースタジアム」は5号機でパチスロ化されていた。他にはボス戦が“神経衰弱”や“しりとり”で戦う「ワギャンランド」、敵に打たれても連打すれば復活できるシューティングゲーム「スカイキッド」が登場する。

　それでは実戦開始。打ち始めると、変動開始と同時に流れるBGMに思わず感動してしまった。この感動をファミコン世代には、ぜひ体感してもらいたい。特に個人的に思い入れの強い「スカイキッド」のBGMが流れてきた時には思わず鼻歌を歌ってしまった。

　演出面も最高。ワギャンランドの「神経衰弱」が登場したり、当時遊んでいた思い出が蘇る。

■初当りはまさかの1%か!? 「超ナムコフェス」突入なるか!?

　打ち始める事、40回転ほどで大チャンスが到来する。ヘソに入ると同時に赤保留となり、変動中に「1UP チャンス」へ突入した。

　1UPチャンスでは1UP大量獲得のチャンスとなり、3回のチャンス中に何個1UP獲得できるかでその先の展開が変わる。本機はこの”1UP”を獲得する事が、大当りへ繋がるので大量獲得に期待したいところだ。

　1UPの獲得数が3UPでチャンスの「ファミスタSPリーチ」へ発展し、4UPでは大チャンスの「マッピーSPリーチ」、5UPで激アツの「オールスターリーチ」で、6UPでは感動の「全回転」へ突入する。正直、3UPでは厳しいが4UPまで獲得できればそこそこ期待できる印象だ。

　さて、運命の1UPチャンスの結果はというと…。1回目で1個獲得し「1UP」、2回目はまさかの0個。しかし3回目では、なんと3個も獲得して合計で「4UP」となった。

　大チャンスの「マッピーSPリーチ」へと突入し、テンパイした数字はなんと『7』!!「もしかするとヘソ大当りでは『1%』しかない10R大当りなのではないか？」と期待に胸が膨らむ。

　昨今のパチンコでは激アツである事が多い「7テン」だが…。結果は…。ハズレ。復活演出に期待したものの、次の保留が始まってしまった。　当らなかったので「7」で当るとナムコフェス直撃なのか確認できなかったことも含め非常に残念だ。もし「7」で当った人がいたら結果をぜひ教えていただきたい。

　その後、結局150回転過ぎまで連れていかれてしまい「通常時を250回転」で突入する遊タイムも見えてきた。

　遊タイム突入への覚悟を決めたその瞬間…。通常保留からマッピーのミニゲームリーチへ発展、いわゆるロングリーチだ。

　そのリーチは外れたもののワギャンランドに登場する悪役「ドクターデビル」が登場し、「ワギャンSPリーチ」へと発展。この「ワギャンSPリーチ」が特にチャンスアップもなかったのだが、あっさりと当ったのである。

　ついに「ナムコフェス」突入をかけた「ナムコチャレンジ」に突入だ。「ナムコチャレンジ」中は保留準備が完了すると、登場する4作品の演出が次々に発生する。「スカイキッド」であれば戦艦を沈める、「ファミリースタジアム」ならホームランが打てれば大当りだ。

　演出はパチンコ用に作られた新しい演出のため、懐かしさを感じながらも新鮮で非常に楽しい。「パチンコとはゲームと同じくワクワクしながら楽しむもの」と改めて感じた。

　しかし残念ながら、今回はハズレ…。その後、上皿の玉もなくなり“残機切れ”となった私は残念ながら”ゲームオーバー”だ。

投資：1750発
回収：0発
差玉：-1750発

【この台の感想】
・演出は懐かしくも新しい。見ていて非常に楽しめる。
・通常時も含めシンプルなので初心者にも打ってもらいたい。
・演出がとにかくかわいい!! 女性でも打ちやすいのではないだろうか？
・「ナムコチャレンジ」の演出が若干長い。
・ファミコン世代と言われる30代後半や40代の人たちはBGMを聞くためだけに打つ価値あり！
〇〇〇

　この機種、大当り確率1/199のスペック違いも存在する。しかし、残念ながら導入店舗が少ないため打てる機会は多くないだろう。

　私も近場に設置がないため残念ながら打つ事ができないが、機会があれば打ちたいと思っている。実戦できたら、こちらで報告させていただきたい。

(文＝ロマニスタ鈴木）
<著者プロフィール>
　好きなゲームキャラクターがモチーフのパチンコ『CRソニック』でホールデビュー。
その後パチスロも遊技するようになりドハマりする。好きな機種は5号機時代のSNKプレイモアが出していた機種たち。パチンコでは甘デジやライトミドルを好んで打つ。サッカーと猫をこよなく愛し、週末はJリーグの試合を平均6試合くらい見ている。

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