甘デジ「当り半分2400発」の超盛マシンなら万発も余裕!?

『バジリスク』シリーズ最新作が甘デジで登場

　旬の甘デジ新機種としては、ユニバーサルエンターテインメントから発売が発表された『Pバジリスク ～桜花忍法帖～早咲き桜99ver.』。ST突入率が100％と安心して遊べるうえにST中の35％で次回大当りが濃厚となる「夢幻モード」に突入。

　また、最大出玉は約1500発とボリューム満点。大当り確率は約1/99ながら瞬発力と安定感を兼ね備えたゲーム性となっている。導入は9月の予定。楽しみな一台である。

　このようにポテンシャルの高い甘デジが次から次へと導入されるが万撃チャレンジはいまだ未成功。最後のところで決定的な仕事ができないでいる。サッカー日本代表が長年言われている課題か。

　と、ここである閃きが私の頭を貫いた。『ドラドラ天国』で4回役満ツモればいんじゃね？

万発も余裕!? 出玉感MAXの甘デジを実戦

『P絶超電役ドラドラ天国2400‐99Ver.』は大当りの半分が2400発。リアルに1回の当りで。これを4回引き当てれば9600発である。あとは甘海でも打って1回当てれば10000発に届く。

　50％とはいえ、4連チャンはそう不可能な確率ではない。『海物語』で単発4連続などお手のもの。これは意外にいけるのではないだろうかとさっそく試すと23回転で大当り。しかも目論見通り役満ボーナスである。あっという間に表示2400。最高かよ。

　しかし、次の初当りでは裏当りを引いてしまった。次もまたダメなほうの大当りだと3000発ちょっと。連チャン性がほぼないことを考えるとあとが一気に苦しくなる。先のことを見据え、『ドラドラ天国』はいったん諦めることにした。

　あと初当り3回で約7000発。『ドラドラ天国』で出玉感に取り憑かれたのか、次も出玉のボリュームのある『Pフィーバーゴルゴ13Light ver.』を打つことに。1800発がちょっとループすればたちまち大量出玉である。力こそパワー！

　94回転で大当りするもビッグスナイプチャレンジに失敗。RUSH突入の50％とビッグ・ノーマル振り分けの50％は本当に同じ50％なのだろうかといつも疑問に感じてしまう。心配事の9割は起こらないなどとしたり顔で啓蒙してくる人間も存在するが、パチンコでは頭によぎった悪いことの9割9分が起こるのである。

　もちろん、次の当りでもビッグスナイプをモノにすることができなかった。そして気がつけば最後の1回を残すのみ。また同じパターンである。この企画の終盤の文章、コピペでいけるんちゃうか。

　ラストで勝負を挑んだ機種は『ぱちんこ新・必殺仕置人TURBO』。この悪い流れを活かし遊タイムまで引っ張りながら逆転のRUSHにすべてを託す作戦である。

　順調に遊タイムまで100回転を越えたと思ったらにわかに空気が右手を刺激するではないか。全然当りそうな気配がなかったのに……。落ち込みながら時短を消化していると4回転で今度はPフラッシュが発動！

　もちろん、そのまま大当りしてRUSH突入。おまけに10ラウンドもゲットできた理想の展開。これはと希望に胸をふくらませるもRUSHは3連で終了。最後にひと足掻きは見せたもののはやり決め手の一撃に欠く内容となってしまった。

【Result】
・1回目…2449表示（ドラドラ天国）
・2回目…465表示（ドラドラ天国）
・3回目…270表示（ゴルゴ）
・4回目…270表示（ゴルゴ）
・5回目…3012表示（仕置人）

（文=大森町男）
<著者プロフィール>
　羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

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