GJ > 競馬ニュース > 武豊「オヤジギャグ不発」にインタビュアー絶句……37年連続重賞の大偉業も突然の「SDGs」発言にファンも困惑?
NEW

武豊「オヤジギャグ不発」にインタビュアーも絶句……37年連続重賞の大偉業も突然の「SDGs」発言にファン困惑?

【この記事のキーワード】, ,
武豊「オヤジギャグ不発」にインタビュアーも絶句……37年連続重賞の大偉業も突然の「SDGs」発言にファン困惑?の画像1
武豊騎手

「この調子で頑張って一杯勝ちたいですね。また重賞400勝を目指して頑張ります」

 8日に行われたシンザン記念(G3)の勝利騎手インタビューだ。2番人気のライトクオンタムを重賞初勝利に導いたのは、今年54歳のシーズンを迎える武豊騎手。レジェンドジョッキーには、これがJRA通算重賞350勝目となる節目の勝利だった。

 また、武豊騎手はこれで37年連続の重賞制覇。つまり18歳でデビューした1987年から毎年必ず重賞を勝ってきたことになる。公式な記録ではないが、これもまさに前人未到の偉業と言えるだろう。国民的な人気を誇る武豊騎手が年明け早々にメモリアルな勝利を飾ったことで、2023年の競馬も明るいスタートを切ったのではないだろうか。

 スターならではの熟練さえ感じられる勝利インタビューはつつがなく進んでいたが、そんな和やかな空気を一瞬で凍りつかせたのが、37年連続の重賞制覇についての感想を聞かれた武豊騎手の“オヤジギャグ”が炸裂した時だった。

「SDGsな感じでいいんじゃないでしょうか――」

 SDGsとは、一言で言うと「持続可能な開発目標」のこと。気候変動や貧困、紛争や人権問題、近年だと新型コロナ等の感染症といった世界規模の様々な問題に対して、2030年の解決を目標に「長期にわたって、無理せずじっくり改善していこう」という国連サミットの方針である。

「今回の武豊騎手の“SDGs発言”は、おそらく37年連続の重賞制覇をこれからも続けていく『持続的』な意味で使われたんだと思います。まあ、いわゆるオヤジギャグですが、同じくオヤジ集団のマスコミは挙って記事の見出しに『SDGsな感じで――』と銘打っていましたね。

でも、SDGsという言葉がそこまで浸透しているかというと……。一瞬、インタビュアーも言葉を失っていましたね。スルーを決めて次の質問をしていましたが、せめて何か一言あれば、あそこまですべらなかったかも……(笑)。ファンの人の中には、何を言っているのかわからなかった人もいるかもしれません」(競馬記者)

突然の「SDGs」発言にファンも困惑?

 実際に、この勝利騎手インタビュー直後には「SDGs」がトレンド入り。メモリアル勝利を飾った武豊騎手の発言ということもあるが、一部のファンからは「SDGsってなんぞ?」「これは??」「どういう意味?」「インタビュアー『???』」「本人、意味ちゃんとわかってるのか?」といった戸惑いの声も……。

 さらには以前、武豊騎手が武豊、柴田善臣、横山典弘、熊沢重文、小牧太の大ベテラン騎手5人を「5G」ならぬ「5爺」と命名したことを受け「S=シンザン記念で、D=ディープインパクト産駒が、G=爺の武豊騎手で、s=勝利?」といった捻りのある回答まで飛び出している。

 ちなみに「SDGs」がユーキャン新語・流行語大賞にノミネートされたのは一昨年。だが、年間大賞の最終候補となるトップ10に入ることはなかったこともあり、今も国民的な浸透には至っていないようだ。

 翌日には早々に1Rを勝って騎乗機会3連勝を決めると、昼休みにはフェアプレー賞の表彰式にも参加した武豊騎手。騎乗だけでなくギャグも好調ぶりをアピールしたかったが、2023年の1発目は“不発”に終わってしまった。

GJ 編集部

GJ 編集部

真剣勝負の裏にある真実に切り込むニュースサイト「GJ」の編集部です。これまで作成した記事は10000本以上。競馬歴10年超えの情報通が業界の「しがらみ」を取り払った「本音」や「真実」にも臆することなく、他のサイトとは一線を画したニュース、サービス提供を行っています。

真剣勝負の真実に切り込むニュースサイト「GJ」

Twitter:@GJ_koushiki

Instagram:@goraku.horse.racing0505

武豊「オヤジギャグ不発」にインタビュアーも絶句……37年連続重賞の大偉業も突然の「SDGs」発言にファン困惑?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声
  2. 【NHKマイルC(G1)予想】ジャンタルマンタルは皐月賞の反動があるとみて消し! 出走唯一の連勝馬に着目
  3. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  4. 「関東の問題児」がバチバチの叩き合いで痛恨の騎乗停止…被害馬の騎手からもクレーム? 降着の裁決に「迷惑をかけてしまい申し訳ない気持ち」
  5. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  6. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  7. JRA「一寸先は闇」のような勢力図の激変…注目集めた若手同期の明と暗、あの「お騒がせ騎手」が佐々木大輔に続くブレイク?
  8. セイウンハーデスにも襲い掛かった「不治の病」…“奇跡の復活”カネヒキリ以来の伝説に挑む
  9. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
  10. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬