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JRAシルクロードS(G3)は「アノ条件」から狙える? トウシンマカオや「好配当の使者」に熱視線!!

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 過去にはロードカナロアやダノンスマッシュなど、後のG1ホースも多数誕生しているシルクロードS(G3)。今年も好メンバーが揃い、多くの競馬ファンから注目を集めている。

 そんな本レースを攻略する上で注目したいのは、9月から12月に開催される3歳以上芝1200mの重賞に出走しているか否かだ。該当するのはセントウルS(G2)、スプリンターズS(G1)、京阪杯(G3)。前年にこの3重賞のうち1つにでも出走している馬が、好結果を残す傾向にある。

京阪杯(G3)組に注目。好走必至の激アツ馬たち

 その中で好相性なのは、過去10年の本レースで3勝・2着2回の成績を残している京阪杯組。3年連続で中京コースが舞台となるが、2021年も条件に当てはまるシヴァージが勝利を収めたように、無視はできないだろう。

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トウシンマカオ 撮影:Ruriko.I

 今年も京阪杯組にはココで重賞初制覇を飾ったトウシンマカオ(牡4歳、美浦・高柳瑞樹厩舎)や、10番人気ながら2着と好走したキルロード(セ8歳、美浦・田村康仁厩舎)などの実力馬が名を連ねている。

 前者の1200mにおける成績は2勝・4着1回。オパールS(L)と京阪杯では、最速の上がりでライバルたちを蹴散らすという強い勝ち方を披露した。後者はダートから芝に転向して才能が開花したと考えていいだろう。ココでも能力は上位だ。

「トウシンマカオは美浦Wコースでの追い切りで5ハロン68秒0-12秒3をマーク。陣営が『動きは良かった』と話すように、調整は順調と思っていいでしょう。力を出せる状態で臨めそうです。

トウシンマカオの鞍上は2戦2勝と抜群の相性を誇る鮫島克駿騎手。『恥じない騎乗をしたい』とコメントするなど、ココでの結果に拘っている感じが伝わってきますね。昨年は自己ベストの80勝でリーディング10位となり、今年も3勝・2着3回など勢いがありますし期待が高まります」(競馬ライター)

好配当の使者も発見。「ココは結果が欲しいはず」と……

 その他の京阪杯組では、今村聖奈騎手とコンビを組むテイエムスパーダ(牝4歳、栗東・五十嵐忠男厩舎)も面白そうな1頭。京阪杯は6着に敗れたが、他馬と接触するアクシデントがありながらも0秒8差と上々の走りを見せた。

 最終追い切りでは坂路を単走で52秒4-12秒2をマーク。雪の影響が残った重たい馬場を苦にすることなく力強い走りで好調をアピールしている。これには陣営も納得の表情。重賞2勝目に向けて手応えを感じているようだ。

「五十嵐調教師は2月末で定年を迎えます。残されたレースを1つでも多く勝ちたいと考えることは当然ですが、中でも重賞に対する意識は強いはず。鞍上を任された今村騎手も気合が入っていると思います。人馬ともに重賞初タイトルを掴んだコンビで、ビッグプレゼントを届けたいところでしょう。

オーナーの竹園正繼氏も期待は大きいと思います。氏はG1を7勝したテイエムオペラオーをはじめ多くの活躍馬を送り出してきましたが、近年は馬主リーディングでも上位50位に入れないなど納得の結果を残せていませんでした。

しかし、昨年はCBC賞(G3)を勝ったテイエムスパーダの活躍もあり24位と上昇ムード。その勢いを継続するためにも、チャンスのあるココは結果を求めているのではないでしょうか」(同)

 27日時点で『netkeiba.com』の単勝予想オッズは7番人気。好気配漂うテイエムスパーダが、好配当の使者となるのだろうか。「シルクロードSは牝馬の活躍が目立つ」といったデータもあるだけに、狙ってみるのも面白そうだ。

GJ 編集部

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