GJ > 競馬ニュース > フェブラリーS(G1)武豊だけが持つ「記録」とは。人気薄と臨む今年が熱いワケ
NEW

フェブラリーS(G1)武豊だけが持つ「記録」とは。人気薄と臨む今年が熱いワケ

【この記事のキーワード】, ,
フェブラリーS(G1)武豊だけが持つ「記録」とは。人気薄と臨む今年が熱いワケの画像1
武豊騎手

 先週の京都記念(G2)は、昨年のダービー馬ドウデュースが貫禄を見せて3馬身半差の完勝。鞍上の武豊騎手はライトクオンタムで制したシンザン記念(G3)に続き、今年の重賞2勝目を飾った。

 先月21日にJRA通算4400勝にリーチをかけた後、やや連敗が続いていた同騎手だが、今月4日にメモリアルVを決めるとここ2週間で6勝を記録。再び上り調子といえるだろう。

 そんなレジェンドは19日、東京競馬場で開催されるフェブラリーS(G1)に古豪ヘリオス(セン7歳、栗東・西園正都厩舎)とのコンビで挑む予定だ。

 前走の根岸S(G3)では5番人気に推されていたものの、先手を主張するオーロラテソーロと競る形になって15着に大敗。レース後には武豊騎手も「うまく行きませんでしたね」と、不本意な内容を悔やんでいる。

 ただ、ヘリオスは昨年末に栗東の寺島良厩舎から、現在の西園厩舎に転厩していた馬でもある。根岸Sの前に陣営が「まだ手探りなところがある」とも語っていたことから、環境が変化したことも精彩を欠いた理由の1つにあったかもしれない。

 もともと昨年の南部杯(G1)ではフェブラリーSを連覇しているカフェファラオとハナ差の接戦を演じていただけに、能力を秘めていることは間違いない。転厩2戦目の今回は、スムーズにレースを運ぶことができれば巻き返しも十分に可能だろう。

 また、ヘリオスとのコンビで出走が確定すれば、武豊騎手が保持しているフェブラリーSの皆勤記録も伸びることになりそうだ。

 同レースがG1に昇格した1997年から昨年に至るまで、26年連続で参戦を続けているのは武豊騎手ただ一人である。これは2月のこの時期に怪我や騎乗停止、あるいは騎乗依頼がなかっただけでも途切れてしまうだけに、ごくシンプルに凄い記録といえる。

人気薄と臨む今年が熱いワケ

「なお武豊騎手はフェブラリーSをゴールドアリュール、カネヒキリ、ヴァーミリアン、コパノリッキー、インティという錚々たる名馬たちで計5勝。通算成績は【5-2-1-18/26】で、複勝率は3割を超えています。

2019年にインティで制した後は3年連続で着外が続いていますが、数字的に見ればそろそろ圏内に来てもおかしくないでしょう。特に今年のヘリオスは人気薄が想定されるだけに、馬券に絡めば高配当が期待できそうです」(競馬誌ライター)

『netkeiba.com』の予想オッズでは15日現在、14番人気想定という低評価のヘリオスだが、管理する西園師は最終追い切りの後「1度使って動きが変わってきた」とのコメントを残している。鞍上を含めて要注意の1頭になりそうだ。

フェブラリーS(G1)武豊だけが持つ「記録」とは。人気薄と臨む今年が熱いワケのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. JRA有馬記念(G1)「伝説の逃走劇」はキタサンブラックでも、ダイワスカーレットでもなく、あの馬!? 前走4馬身圧勝から狙うレジェンドの再現
  2. JRA 武豊は信頼度抜群!? 一球入魂ならぬ「一鞍入魂」の信頼度は本当か。川田将雅、横山典弘などトップジョッキーにみる「1日1鞍」限定の“勝負駆け”を探る!
  3. JRA調教師の目標は「餌やり」からの卒業!? 競馬界の「影の王」ノーザンファーム外厩大成功に存在意義ズタズタ……
  4. 「叩かれるのが嫌ならSNSすんなよ」斎藤新にSNSの洗礼!? 注目の若手がそれでも大事にしたいこと…「美肌の秘訣」に商品メーカーも反応
  5. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  6. JRA「パワハラ裁判」木村哲也調教師が復帰。大塚海渡騎手への暴言、暴力行為による調教停止処分から約3か月…若手実力派調教師の汚名返上に期待
  7. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  8. JRA宝塚記念(G1)「何故」武豊キセキは復活したのか? 安藤勝己氏が語った「ユタカ・マジック」の真相とは
  9. 今村聖奈に続き坂井瑠星も“イチャイチャ動画”が流出!? パートナー愛を試される大一番
  10. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?