GJ > 競馬ニュース > 「もうええって、それはないやろ」元JRA藤田伸二も苦笑した本命テイエムスパーダ……「3着まで来たら丸坊主」有言実行は?
NEW

「もうええって、それはないやろ」元JRA藤田伸二も苦笑した本命テイエムスパーダ……「3着まで来たら丸坊主」有言実行は?

「もうええって、それはないやろ」元JRA藤田伸二も苦笑した本命テイエムスパーダ……「3着まで来たら丸坊主」有言実行は?の画像1

 競馬ファンなら誰もが一度は夢見る「単勝万馬券」の的中。10日の阪神メイン・セントウルS(G2)では、JRAの重賞レースとして約1年ぶり(2022年8月北九州記念・G3)となる大波乱が起きた。

 スプリンターズS(G1)の前哨戦で主役を務めたのはテイエムスパーダ(牝4歳、栗東・木原一良厩舎)。昨年のCBC賞(G3)を制した正真正銘の重賞ウイナーではあるが、その後はG3でも惨敗続きで、骨っぽいメンバーがそろったG2では買い要素はほぼゼロとみられていた。

 レース後には、元JRA騎手の安藤勝己氏が自身のX(旧Twitter)に「開幕週の逃げられてなかった逃げ馬でセオリーではあるんやけど、なかなか買えんよね」と書き込んだように、テイエムスパーダに注目していたファンはそう多くなかったはずだ。

 ところが、初コンビの富田暁騎手がテンから何が何でも行く構えを見せると、開幕週で簡単に前が止まらない馬場も味方に。ブービー14番人気の超伏兵が単勝1万1260円の高配当をもたらした。

 安藤氏ですらお手上げ状態だった激穴馬による大激走。そんな結末を見事に予想していた元騎手がいた。

 かつて川崎競馬に所属し、現役時代に史上最年少タイで川崎リーディングに輝いた瀧川寿希也氏である。

 引退後に競馬予想家へ転身した瀧川氏は、レース前日の夜に自身のYouTube「元騎手の競馬予想チャンネル」で生配信を敢行。元JRA騎手の藤田伸二氏らとともに東西の2重賞(セントウルSと京成杯オータムH・G3)の見解を披露していた。

 1時間以上に及ぶ生配信の最終盤に瀧川氏が、満を持して名前を挙げたのがテイエムスパーダだった。近走は着順ほど負けていないこと、今回は同型の逃げ馬が不在なこと、さらに阪神・芝1200mは逃げ馬有利という傾向などを混ぜ合わせ、瀧川氏は同馬を本命にすると言い切ったのだ。

 当初は「もうええって!それはないやろ!」と苦笑いを浮かべ、「(テイエムスパーダが)3着まで来たら丸坊主にするかも……」とまで言い放っていた藤田伸二氏だったが、瀧川氏の根拠ある説明を耳にすると、徐々に納得の表情を浮かべているようにも見えた。

「3着まで来たら丸坊主」有言実行は?

 そして配信から約17時間後、藤田氏を含む多くのファンにとって想定外の、瀧川氏にとっては想定内のテイエムスパーダの激走は現実のものとなった。

 レース後、瀧川氏はXに「3連単90万オーバー‼️ 単勝万馬券的中‼️?? 推奨軸馬2頭でワンツーフィニッシュ‼️」とファンに高額配当の的中を報告するとともに「藤田伸二兄貴坊主です?」とポスト。一方の藤田氏はXに「荒れすぎやろ❔今日はゴメン?‍♂️??」と丸坊主の件に対してはひとまずスルーの構えを見せた。

 果たして、藤田氏は肩まで伸びた髪をそり落とす羽目になるのだろうか……。

GJ 編集部

GJ 編集部

真剣勝負の裏にある真実に切り込むニュースサイト「GJ」の編集部です。これまで作成した記事は10000本以上。競馬歴10年超えの情報通が業界の「しがらみ」を取り払った「本音」や「真実」にも臆することなく、他のサイトとは一線を画したニュース、サービス提供を行っています。

真剣勝負の真実に切り込むニュースサイト「GJ」

Twitter:@GJ_koushiki

Instagram:@goraku.horse.racing0505

「もうええって、それはないやろ」元JRA藤田伸二も苦笑した本命テイエムスパーダ……「3着まで来たら丸坊主」有言実行は?のページです。GJは、競馬、, , , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. ドウデュース不在の有馬記念が来年の混迷を示唆?ダノンデサイル、アーバンシック敗戦が落とした影
  2. 【有馬記念】「使い分け」に一石投じた戸崎圭太が意地!ルメールキラーが3勝目で今年の屈辱もスッキリ?
  3. 【ホープフルS】“クロワデュノールなんて目じゃない!”今年最後のG1!冬の中山で走る穴馬の法則、名門調教師絶賛の穴馬!
  4. お宝馬券がザクザク…2024年の荒れたレース、3連単とWIN5には夢がいっぱい
  5. 【東京大賞典(G1)展望】国内制圧へ、世界のフォーエバーヤング登場! 昨年1、2着ウシュバテソーロ&ウィルソンテソーロなど豪華メンバー集結
  6. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  7. 【ホープフルS(G1)展望】近10年「G1勝利100%」クロワデュノールVS「2歳女王撃破」マジックサンズ! 非凡な才能を見せる無敗馬が激突
  8. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  9. 川田将雅「鬼イジリ」で大物調教師がまさかの退席!?「有馬記念枠順確定」に横山典弘もC.ルメールも満面の笑み
  10. 「8枠16番」でもドウデュース優勢は揺るがない!? 武豊と勝利の方程式も完成…昨年と何が違うのか