GJ > 競馬ニュース > 武豊「ハルウララ・フィーバー」再び!? 良血エピファネイア産駒と影も踏ませぬデビューVが呼び込んだ、思わぬ待望論
NEW

武豊「ハルウララ・フィーバー」再び!? 良血エピファネイア産駒と影も踏ませぬデビューVが呼び込んだ、思わぬ待望論

【この記事のキーワード】, ,

武豊「ハルウララ・フィーバー」再び!? 良血エピファネイア産駒と影も踏ませぬデビューVが呼び込んだ、思わぬ待望論の画像1

 10日、阪神4Rに行われた牝馬限定の2歳新馬戦(芝1600m)は、先手を奪った武豊騎手の1番人気ビーグラッド(牝2歳、栗東・岡田稲男厩舎)が、終始セーフティリードを保ったまま逃げ切り優勝した。

 11頭立ての5番枠から好スタートを切ったビーグラッドと武豊騎手は、迷わずハナへ。1000m通過を61秒2のマイペースに持ち込んで最後の直線に入り、ノーステッキで後続に2馬身半差をつけて危なげなく押し切っている。

「調教から動いていたので期待して見ていましたが、強かったですね。逃げたビーグラッドに上がり33秒6の脚を使われてしまっては、後続が手も足も出ないのも仕方ないでしょう。

なおビーグラッドはエピファネイア産駒で、近親に国内外でG1・3勝を挙げたジャスタウェイがいる良血。成長力を秘めている一族だけに、この先も楽しみな1頭です。また本馬を所有するインゼルレーシングは2歳世代で初白星にもなりました」(競馬誌ライター)

 武豊騎手はレース後「最後も(脚色は)衰えず、強い内容でした」と、後続にほとんど影を踏ませず逃げ切ったビーグラッドの走りを評価。桜花賞(G1)と同じ舞台で勝ち上がっただけに、来春に向けて有力なお手馬の1頭となりそうだ。

 次走は未定のようだが、管理する岡田調教師によると間隔を空けながら使っていく見通しだという。

「武豊騎手はビーグラッドの兄であるアンテロースでも勝利を挙げているなど、母シャブリの産駒と相性が良いようですね。ちなみにアンテロースは2番仔、ビーグラッドは3番仔にあたりますが、実は今回の勝利を受けて、一部の競馬ファンから1番仔にも乗ってほしいという希望があるようです」(同)

「ハルウララ・フィーバー」再び!?

 シャブリの1番仔は「ファイブジー」というルーラーシップ産駒だが、ファンからコンビ結成を期待されていることには、相性の良さ以外にも理由があるようだ。

「以前、武豊騎手は自分と同じ50代でJRAに所属する柴田善臣騎手、横山典弘騎手、小牧太騎手、熊沢重文騎手ら5人を『5爺(ファイブジー)』と命名しましたが、それを覚えていたファンがいるのでしょうね。

ネット上でも『ファイブジーに5爺代表のユタカさんが乗ってほしい』『なんとかファイブジーコンビが見られないか』などといったダジャレ好きの声が寄せられているようです(笑)」(同)

 ちなみに、ファイブジーは『無線通信システムの名称。時代の先行く速い馬』という馬名意味。昨年5月、5爺の1人である小牧太騎手を背に中央デビューしたものの、現在は高知競馬に移籍している。

 過去には高知競馬に所属していたハルウララに騎乗し、大きな話題を呼んだ武豊騎手。ファイブジーに騎乗すれば、ちょっとした話題になることは間違いないが、果たして実現する日はやってくるだろうか……。

GJ 編集部

GJ 編集部

真剣勝負の裏にある真実に切り込むニュースサイト「GJ」の編集部です。これまで作成した記事は10000本以上。競馬歴10年超えの情報通が業界の「しがらみ」を取り払った「本音」や「真実」にも臆することなく、他のサイトとは一線を画したニュース、サービス提供を行っています。

真剣勝負の真実に切り込むニュースサイト「GJ」

Twitter:@GJ_koushiki

Instagram:@goraku.horse.racing0505

武豊「ハルウララ・フィーバー」再び!? 良血エピファネイア産駒と影も踏ませぬデビューVが呼び込んだ、思わぬ待望論のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  2. 武豊が社台に干された「曰く付き」阪神JF……”引退説”が囁かれた大スランプの原因「ダンスファンタジア事件」とは
  3. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  4. JRAマイネル軍団総帥・岡田繁幸さん逝く。武豊「僕の原点、この馬と一緒に全国区になった」絶体絶命だった天才を世に放った偉大な決断と信念【特別寄稿】
  5. JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
  6. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  7. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  8. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  9. 皐月賞馬、ダービー馬不在の菊花賞を勝ったのは?
  10. JRA「パワハラ訴訟」渦中もノーザンファームからの信頼は急上昇!? 藤沢和雄、堀宣行ら関東の名伯楽に迫る勢い、快進撃続く木村哲也調教師の「生き残り戦略」とは