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ホープフルS(G1)で「246万馬券」再び!? 武豊もC.ルメ-ルも脱落…シンエンペラー&ゴンバデカーブースに「苦戦データ」浮上

ホープフルS(G1)で「246万馬券」再び!? 武豊もC.ルメ-ルも脱落…シンエンペラー&ゴンバデカーブースに「苦戦データ」浮上の画像1

ホープフルSは大荒れに!?

 先週末に行われた有馬記念(G1)は、2番人気のドウデュースが優勝。2着に7番人気スターズオンアース、3着に6番人気タイトルホルダーが入り、終わってみれば先月のジャパンC(G1)で3~5着だった3頭が上位を独占する結果となった。

 主な払戻金は馬連が2730円、3連複が8050円、3連単は4万2110円で、小波乱といったところか。ただし、3頭の人気順(2→7→6番人気)を考えれば、穴党にとってやや物足りない配当だったことは否めない。

 今年のG1戦線は、1→3→4番人気で決着したフェブラリーS(G1)を皮切りに比較的平穏な決着が多かった。有馬記念までの平地G1の中で3連単の払戻金が10万円を超えたのは、高松宮記念、NHKマイルC、マイルCS、チャンピオンズCの4レース。3連単100万円超えは、1→12→9番人気で決着したチャンピオンズC(190万2720円)だけだった。

 そして迎える今年最後のJRA・G1レースが、28日に開催される2歳限定戦のホープフルSだ。

 当レースがG1に昇格した2017年以降、1番人気の馬が4連勝し、一昨年も2番人気のキラーアビリティが勝つなど、堅い決着が目立っていた。ところが、昨年は14番人気のドゥラエレーデが勝利すると2、3着にも伏兵が入り、3連単は246万円超の高配当が飛び出している。穴党なら今年も最後の最後に大万馬券を当てて、年の瀬を迎えたいところだろう。

 そこで過去6回のホープフルSをデータ面から分析。まずまず信頼度の高そうなデータを発見したので紹介したい。

 それは前走の着順と、同レースにおける初角通過位置だ。キャリアの浅い2歳戦において、重要なのはやはり前走着順だろう。朝日杯フューチュリティS(G1)も前走1着馬が強いことで知られているが、ホープフルSも前走3着以下の馬は「1-0-0-22」とほぼノーチャンス。唯一の例外が昨年のドゥラエレーデだった。

 このデータで脱落するのが出走は抽選次第ながら、有力馬の1頭に数えられているレガレイラだ。C.ルメール騎手が騎乗することもあって、今回も上位人気に推されることは間違いないが、前走のアイビーS(L)で3着に敗れており、データ的には苦戦は免れないか。

 また、ホープフルSでは基本的に前走で連対していた馬が好走するが、前走時の初角位置も重要な要素である。

シンエンペラー&ゴンバデカーブースに「苦戦データ」浮上

 直線の短い中山では、先行力のある馬が有利なのは言うまでもないが、前走時に初角を1~2番手で通過していた馬は、たとえ連対していても、本番では「0-1-0-22」と苦戦している。武豊騎手が騎乗予定のセンチュリボンドはこれに該当。レジェンド騎手の“G1完全制覇”は今年も厳しいか。

 一方、前走で2着以内、かつ初角を6番手以下で通過していた馬も「0-3-2-18」と、ホープフルSでは勝ち切れていない。このデータに該当したのは、1番人気を争うとみられるシンエンペラーとゴンバデカーブース。この2頭のアタマがないとすれば、3連単で10万円超えは必至だろう。

 逆に好走する資格を持つのが、前走2着以内かつ前走初角を3~5番手で通過していた馬である。この条件に当てはまった馬は過去6年で、22頭いて「5-2-4-11」と好成績。複勝率は50.0%なので、2頭に1頭は馬券に絡んでいる計算だ。

 今年この条件に当てはまるのは、抽選対象のアドミラルシップとインザモーメントの2頭に加えて、前走・芙蓉S(OP)を完勝したシリウスコルト、そして2戦2勝のヴェロキラプトルの計4頭。この中で上位人気が予想されるのはヴェロキラプトルだけである。

 仮にこの4頭が上位を独占するようなら100万馬券も夢ではないだろう。今年も最後の最後に少し早めの特大“お年玉”をゲットできるか。穴党にはなかなか厳しかった2023年も、いよいよ最後のG1レースを迎える。

GJ 編集部

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