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 ジャンタルマンタルが3戦無敗で頂点に立った朝日杯フューチュリティS(G1)。同世代の牡馬を相手に紅一点で3着に入ったのが、牝馬のタガノエルピーダだ。出走メンバーで最も軽い438kgの馬体重だったが、粘り強く先行して結果を残した。
 同馬は1戦1勝のキャリアながら5番人気に推された期待馬だが、阪神ジュベナイルF(G1)で除外されてしまった。前走の新馬戦(京都・芝1600m)を上がり3ハロン33秒5の末脚で抜け出していたことが、評価の高かった一因だろう。
そこから1週スライドし、牡馬との戦いを選んだ今回。管理する斉藤崇史師も「実力的には通用していい」と期待を寄せる中で能力の高さを示した。阪神JFに出走が叶っていたとしても、おそらく好走したのではないか。
 その阪神JFは3戦3勝でアスコリピチェーノが制したが、同レースを回避したチェルヴィニアやボンドガールも、すでに重賞で結果を出している有力馬。来年の牝馬クラシックもハイレベルの戦いが見られそうである。
レガレイラはタガノエルピーダに続けるか
 朝日杯FSではタガノエルピーダが注目を集めたが、28日に行われるホープフルS(G1)でも牡馬相手に挑む馬がいる。それがレガレイラ(牝2歳、美浦・木村哲也厩舎)だ。現在は14分の11で抽選対象だが、世代トップクラスの実力を持つ素質馬だけに、抽選を突破するようなら非常に楽しみな存在だろう。
 同馬は今をときめくスワーヴリチャード産駒で、新馬戦では後に札幌2歳S(G3)を制するセットアップらに勝利した。続くアイビーS(L)では3着に敗れたが、上がり3ハロン32秒7は、勝ち馬ダノンエアズロックと同じ非凡な数字だった。
 鞍上のC.ルメール騎手は、勝ち馬を称えた上で「この馬も能力がありますし、2000mも問題ありません」と称賛。その2000mが舞台のホープフルSでも騎乗予定のため、鞍上も含めて注目が集まるはずだ。
結果次第では、牡馬クラシックに殴り込む可能性もある。来年のクラシック登録馬名簿を見ると、レガレイラは桜花賞(G1)とオークス(G1)に加え、皐月賞(G1)や日本ダービー(G1)にも登録済み。それだけ期待の大きな馬ということか。
またオーナーのサンデーレーシングは、昨年の秋華賞(G1)をスタニングローズで制して以来、JRAの牝馬限定G1を9連勝中。ホープフルSは牡馬相手だが、この快進撃がどこまで続くのかにも注目したい。
 そんな期待高まるレガレイラの第一関門は、先述の通り抽選をクリアすること。もし出走が叶い、タガノエルピーダに続いて牝馬の「世代レベル」を証明できれば、来年のダービーまで夢が膨らむだろう。
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