GJ > 競馬ニュース > 競馬をやっていて一番楽しい時は何か?キャプテン渡辺が考える「楽しい時間」の過ごし方とは【徒然なる神のくず競馬トーク】
NEW

競馬をやっていて一番楽しい時は何か?キャプテン渡辺が考える「楽しい時間」の過ごし方とは【徒然なる神のくず競馬トーク】

【この記事のキーワード】, ,

競馬をやっていて一番楽しい時は何か?キャプテン渡辺が考える「楽しい時間」の過ごし方とは【徒然なる神のくず競馬トーク】の画像1

 競馬をやっていて一番楽しい時は何か?おそらく多くの人が「予想をしている時」と答えるのではないでしょうか。それは一つの答えだと思います。予想している時は本当に楽しいですよね。予想している時間にお金を払っていると言ってもいいくらいだし、そう考えるべきです。

 馬券代には予想している時の楽しい時間も含まれています。そう考えると、例え負けたとしても決して無駄なお金ではない事がわかる。楽しい時間にお金を払うというのは、この世の全てのエンターテイメントがそうですからね。コンサートに行ったり、ディズニーランドに行ったりするのと何ら変わらないわけです。「ギャンブルなんてやるのは無駄だ」と周りに言われたら、そう反論してください(笑)。

キャプテン渡辺の考える競馬の楽しい時間

 それはそうとして、私にはもう一つ一番楽しい候補の時があります。それは理由はともあれ、とにかくお金に余裕があって、適当にバンバン馬券を買っている時です!

 服が好きな人がお金持っていて買い物に行き、普段なら「う〜ん、欲しいといえば欲しいけどちょっと高いなあ……。本当に欲しいものだけを吟味して買おう……」となるところを、次から次へとまあまあ気に入ったモノをバンバン買っている状態とでも言おうか。

 本来馬券を買う時というのは、めちゃくちゃ予想して「これだ!」という馬を買うべきです。大切なお金を使うのに適当に予想して、適当に馬券を買うなどということはあってはならない。しかし、あってはならないことをやっているからこそ楽しいのである。

 ただ、競馬と服などの買い物には大きな違いがありますね。はい。あちらは物が残る。こちらには何も残らない。こちらは後悔だけを抱えたオッサンが一人朽ち果てるのみです。でも、それもまたよしでしょう。よしじゃないかな?(笑)。まあ、いいんです。

 私の適当買いは本当に適当なので、とんでもない見落としをしたりします。「お、何だこの馬。この戦績で、しかも前に行く馬なのに何でこんな人気がないんだ?これは買いだろ!」となって、買った後にハンデが前走は53キロで、今回は57キロだったことに気づく、とかね。

 もうこんなのはお金を捨てているようなものですよ。そしていいかげんに買っていてもたまには当たるもので、それもタチが悪いですね。自分がいかにバカなことをやっているかということに、気付きづらいんですね。しかし、こんなことを続けていたら必ず負けます。必ずです。

 でも、たまにやってしまうんですよねえ。大勝ちした次の日なんかは危険極まりない。まあ、でも買っている時は楽しいからいいか……。昔に比べればそういうことをする日も大分減りましたけどね。

 さて、28日は2023年最後の中央競馬開催、ホープフルSの日です。このコラムが掲載される頃にはレースは終わっていますが、今回は適当買いは発動しない予定です。真面目に予想して真面目に買います(笑)。予想は充分楽しみました。果たして結果や如何に!?ではまた!

キャプテン渡辺

キャプテン渡辺

お笑い芸人。1975年10月20日生まれ、静岡県静岡市出身。A型。放送芸術学院卒業。2005年にお笑いトリオ・キラッキラーズを結成。現在はピン芸人として活躍中。土曜の競馬中継「ウイニング競馬」(テレビ東京)レギュラー。競馬予想術の粋を集めた自著「神の馬券術」(KADOKAWA)が好評発売中

【YouTube】くず競馬チャンネル

Twitter:@captain1975

競馬をやっていて一番楽しい時は何か?キャプテン渡辺が考える「楽しい時間」の過ごし方とは【徒然なる神のくず競馬トーク】のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  2. ジャパンCはノーザンファームに逆らうな?武豊×ドウデュース、ルメール×チェルヴィニア、さらに社台グループの意外な隠し玉が出走?
  3. 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
  4. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  5. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  6. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  7. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  8. C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
  9. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  10. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!