【強アマ新台】覇権マシン最新作は「ツイン突破型システム」を装備！「81％ループ×10R比率60％」甘ライトのトップを目指す

　2021年末に登場すると瞬く間に人気を獲得し、ホールを席巻。翌22年では大ブレイクを果たし、その年を代表するパチンコ機としての地位を築き上げた『新世紀エヴァンゲリオン～未来への咆哮～』。いわゆる覇権マシンとして頂点に君臨した。

　しかも人気が衰えない。現在でも稼働は良好で、いまだに開店直後『エヴァ15』のシマが真っ先に埋まっていくこともある。まさにモンスターマシンだ。その人気にあやかり、兄弟機も続々登場。去年のライトミドルタイプ『SPECIAL EDITION』に続き、待望の甘デジ仕様『PREMIUM MODEL』がついに導入を迎えた。

内部状態が異なる「ツイン突破タイプ」

　大当り確率は1/129.8で、大当りすれば必ず電サポモードに突入。移行する電サポモードは3種類あり、偶数図柄揃いなら時短30回転の「使徒襲来モード」、奇数図柄揃いの場合はST30回の「使徒襲来モード」、そして残りのひとつが金7図柄揃いで突入する「HYPER IMPACT RUSH」だ。

　RUSH直行割合は10％しかないので、ゲーム性は「突破型」になるが、前述のように電サポ回数は同じでも内部状態が異なる「ツイン突破タイプ」とでも呼べばいいだろうか。

　当然、STと通常のどちらの状態かによって突破率も変わってくる。時短の場合は大当り確率が据え置きなので引き戻し率は約20.7％ほど。一方のSTは大当り確率が1/35.7に大幅アップし、30回転以内に大当りする割合は約57.4％に達する。

　それぞれの振り分けはST30回モードが約54％、時短30回転モードが約36％と前者が優位。ただ、確変突入率こそ64％だが、直行も含めたトータルのRUSH突入率は約50％になっている。

『エヴァ15』シリーズの流れを完全に踏襲したスペック

　注目のRUSHはST30回＋時短100回転で構成。電サポ回数をミドルと同じ130回転に揃えているが、前半と後半で内部状態が異なる点は注意しよう。

　STパートのループ率は前述のように約57.4％で、時短100回転の引き戻し率は約53.9％だ。どちらも50％オーバーと期待を持ってRUSHに挑める。また、トータルのRUSH継続率が約81％というのもミドルに合わせたのだろう。

　演出もSTパートと時短パートで変化。前半は本機専用の演出となる即連仕様のモード演出が展開し、時短100回転では兄弟機で親しみのあるあのデジタルアクションを楽しめるようになっている。

　RUSH中はもちろん、キャラ別演出カスタム機能を搭載。バランス型の「碇シンジ」、先読みがアツい「綾波レイ」、一発告知を重視した「惣流・アスカ・ラングレー」、自身の濃厚演出に特化した「渚カヲル」の4パターンだ。

　一方、出玉面では右打ち中大当りの約60％が本機最大出玉となる10ラウンド約1000発とボリューム感充分な内容。『エヴァ15』シリーズの流れを完全に踏襲したスペックになっているといえる。

　突破のゲーム性とRUSHの出玉力が魅力の『P新世紀エヴァンゲリオン ～未来への咆哮～ PREMIUM MODEL』。より遊びやすい確率で『エヴァ15』の世界を堪能できるメリットもある。