「何故、こんな馬券を買った?」過去の自分が恥ずかしい!?菊花賞ならではの「パニック馬券」を撲滅せよ!今の内に済ませたい『菊花賞反省会』とは
昔から「強い馬が勝つ」と言われている菊花賞(G1)。確かに近年を振り返っても、昨年のキタサンブラックや2013年のエピファネイア、2012年ゴールドシップ、2011年オルフェーヴルと本当に強い馬が並んでいます。
しかし、昨年のキタサンブラックのように菊花賞馬が「強い馬だったのか」と気が付くのは、菊花賞が終わったもっと後ということも決して珍しくありません。
そして、逆に後で振り返って「何故、こんな馬の馬券を買ってしまったのだろう」と恥ずかしくなるのも、出走全馬が未知数の3000mに挑む菊花賞ならでは。距離実績がわからない分、予想が”妄想”になりがちでファンだけでなく、メディアも一種の”パニック状態”になることも……。
そこで今回は、過去を反省する意味で近年の菊花賞出走馬の中でも「何故、買った!?」と、思わず「やっちまった感」が残るような上位人気馬をピックアップしてみました。買った記憶のある人はもちろん、軸にしてしまった方は大いに反省しましょう。
人は過去に学んで前に進む生き物。今年も同じ過ちを繰り返さないためにも、今の内に「菊花賞反省会」を済ませちゃいましょう!
2015年 スティーグリッツ 4番人気→11着
今になって振り返ると「誰?」といった感じのスティーグリッツですが、実は勝ったキタサンブラック(5番人気)よりも人気を集めていました。しかし、こんなのはまだまだ「序の口」です。
500万下、1000万下を連勝してきた勢いを買われての高評価でしたが、実は6月から使い詰め。本番ではもう力が残っていなかったようです。その後は、今年1月の迎春S(1600万下)で4着に敗れたのを最後に引退しています。
「使い詰めでもう力が残っていないかも」というパターンは、神戸新聞杯でサトノダイヤモンドに迫ったミッキーロケットも、今回が休養明け5戦目になります。コンディションは大丈夫でしょうか……?
2014年ワンアンドオンリー 1番人気→9着 トゥザワールド 2番人気→16着
日本ダービーを勝って神戸新聞杯も快勝したワンアンドオンリーと、皐月賞2着で秋初戦もセントライト記念2着と順調なスタートを切ったトゥザワールド。どちらも惨敗ですが、これは仕方ないと思います!誰も悪くない!それにしても競馬ってホント怖いですね……。