福永祐一 (48歳)

福永祐一
生年月日
1976年12月9日
主な勝鞍
菊花賞(13)
桜花賞(99,05)
オークス(04,05,07)
秋華賞(16)
天皇賞・秋(13)
高松宮記念(04,16)
朝日杯フューチュリティS(99,02,05)
阪神ジュベナイルF(02,10,11)
他多数
関連する馬・騎手
血統
解説

現役時代に「天才」と称された福永洋一騎手の息子。妻は元フジテレビアナウンサーの松尾翠。

父は落馬事故によって騎手生命を絶たれた悲劇の騎手としても有名で、その息子である祐一騎手はデビュー当時から注目されていたが、落馬するたびに周囲を必要以上にハラハラさせている。

今も現役騎手として活躍する和田竜二騎手や、柴田大知騎手は同期。引退後もリポーターとして活躍する細江純子氏らと合わせ、この世代は「花の12期生」と言われている。

福永祐一騎手は、そんな「花の12期生」の中でも新人王を獲得するなど特に注目された存在。親同士がライバルだったこともあり、「ポスト武豊騎手」として新人時代から強力なバックアップがあったが武豊騎手ほどの活躍には至らず。現在福永騎手をそう呼ぶファンは絶滅しつつある。

福永騎手自身、中央の通算勝利は2000勝に到達は目前で、間違いなく競馬史に残る名手なのだが、比較された相手が相手ということもあって、必要以上に下手な騎手に見られている感もある。確かに騎乗スタイルは慎重で、大レースで勝負弱い。

だが、福永騎手が本当に下手なのは騎乗技術ではなく、人としての振る舞い方なのかもしれない。

中でも有名なのが「コネ永」だ。

福永騎手が若手時代から大きなバックアップを受けていたことから、実力よりもコネクションによって有力馬が集まっているというファンの批判だが、これに本人が反応。「ネットでコネ永って言われてることも知ってる。でも、今さらコネなんてないよ」

あまつさえ「そういうことを言う人にまで、応援してもらえるようになりたいとは思わない」と持論を展開しており、それで一番喜ぶのがアンチだということを自覚していないようだ。何かにつけては”敵”を作ってネット上で叩かれ続けている、いろいろな意味で残念な騎手である。

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23:30更新
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