GJ > インタビューニュース > 矢作芳人「馬場のことは、棟広に…」  > 2ページ目
NEW

JRA矢作芳人調教師「馬場のことは、いつも棟広に聞いているぐらいだから」ジャパンC(G1)にコントレイルを出走させる名伯楽も信頼!『KEIBAコンシェルジュ』棟広良隆氏【特別インタビュー】

【この記事のキーワード】,

矢作さんの馬が勝利したら、厩舎開業から今までその全馬についてお祝いのメール送ってんねん。しかも「おめでとうございます」だけじゃなくて、昇級してどうこうとか、今回は重い芝が向いた、とか俺の意見を書く。矢作さんはその内容を今でも気にしてるって言ってたし、矢作さんの中でも「この馬、上いってどうかな」とか「距離短縮してどうか」とか、自分の中でモヤモヤする時もあるやん。そういう時は意見が一致したら「よし」ってなるし、一つの判断材料として使ってくれてるって言ってもらったこともあるわ。

コントレイルの菊花賞の時は「3000mってめっちゃ長いですねぇ……(汗)」って書いたわ(笑)。

――YouTubeチャンネルでも矢作調教師のことを話しておられましたが、改めてYouTubeを始めたきっかけは何だったんでしょうか?

棟広氏 これはコロナがきっかけになった部分もあってな、これまで東京でやってた仕事がほぼほぼ現地でやる必要がなくなったわけや。グリーンチャンネルの出演も家でのリモートになったし、東京に出向くことがなくなってん。それで、関西にいる時間が増えて、これまではそれほど密ではなかった人との関係が増えるようになったんや。

YouTubeやってるスタジオだって大阪で麻雀の会社やねん。麻雀って配信設備とか凄いから、そこを使わしてもらってるねん。俺の趣味が麻雀っていうのはコアなファンは知ってると思うけど、その麻雀の仕事やってる大阪の人たちと話す機会が増えて、その会社の社長さんから強く推されて、やってみいひんかって話になったんや。

――YouTube拝見しましたが、横におられるアシスタントの方って、Mリーグ(麻雀のナショナルリーグ)に出場されている朝倉康心プロ(通称アサピン・U-NEXTパイレーツ所属)のお兄さんなんですよね。

棟広氏 そう!「ゆうせー」は、「アサピン」の実の兄貴で俺と同じ京大出身や。で、競馬が大好きで、知り合う前から俺の結構なファンやってん。元々、俺は「アサピン」がプロになる前から、麻雀を一緒に打つ機会が多くあって、メシとかも一緒に行く親交があったんやわ。Mリーガーになった今でも、俺が主催する競馬系の忘年会に去年も来てくれてるわ。その「アサピン」から兄貴の「ゆうせー」に繋がったという感じやな。「ゆうせー」は、先に麻雀のYouTubeを始めてて登録者ももうちょいで1万人になるぐらい。凄いわ! その「ゆうせー」からも、俺は「YouTubeを絶対やるべきや」ってもの凄く推してくれたんや。YouTubeで既に成功している俺のファンからそう言われたら、心動くよな。そして、このコロナのピンチを何かプラスに出来るような新しいものをスタートさせるというワクワク感もあったわ。

――YouTubeの内容ですが、過去レースの回顧ですよね。予想系のYouTuberは数多くいますが、回顧系って珍しくないですか?

棟広氏 回顧系のニーズっていうのは元々感じててな。しかも、重賞だけとか、気になったレースとかだけじゃなくて。全レース(笑)!なかなかないやろ。だって、ずっと喋りまくって、4時間半とか掛かんねんで(笑)。普通の人、出来んやろ。それをプロの視点からしっかり全レースやるというコア度(笑)。

――最初にも少し触れさせていただきましたが、ジャパンCに三冠馬3頭が揃いました。1週前時点での印象をお聞かせ願えますか?

JRA矢作芳人調教師「馬場のことは、いつも棟広に聞いているぐらいだから」ジャパンC(G1)にコントレイルを出走させる名伯楽も信頼!『KEIBAコンシェルジュ』棟広良隆氏【特別インタビュー】のページです。GJは、インタビュー、, の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 総合
  1. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  2. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  3. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  4. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  5. C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
  6. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  7. 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
  8. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
  9. 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
  10. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛