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JRA矢作芳人調教師「馬場のことは、いつも棟広に聞いているぐらいだから」ジャパンC(G1)にコントレイルを出走させる名伯楽も信頼!『KEIBAコンシェルジュ』棟広良隆氏【特別インタビュー】

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棟広氏 雨降ったらデアリングタクトが有利やな。逆に良でやったとしても、一つ大きなポイントは馬場やな。開幕週の東京で大雨なったことによって、時計が例年より掛かる馬場になっとる。

天皇賞・秋(G1)を見たら分かりやすくて、去年は(アーモンドアイが)1.56.2で勝ってるけど、今年は1.57.8。1.6秒の差があるっていうのは、アーモンドアイの力が昨年より1.6秒分落ちたんかって言うたらそうじゃなくて、そういう馬場レベルが下地にあるっちゅうことやな。昨年ほど芝が軽くないということや。ということは、一昨年の(アーモンドアイの勝ち時計)2.20.6では今年は決まらんわけや。

2.20.6で決まるほどの軽い芝やったらアーモンドアイ有利や。けど、今年はそういう馬場レベルじゃないっていうのが、天皇賞・秋のタイム差。一昨年より今年の着差が詰まってるっていうのは、それだけ時計が掛かる馬場レベルやったっていうことや。アーモンドアイは、そういう馬場レベルっていうのもこなしはするけど歓迎は出来んと。その中で2ハロン距離が延びるっていうのは不安材料でしかないわな。

――あのメンバーの中でいったら、アーモンドアイにとって時計は速ければ速い方がいいということですかね?

棟広氏 そやな。芝質は軽ければ軽いほどいい。ただそれは、コントレイルにも言えるねん。デビュー2戦目の東京スポーツ杯2歳S(G3)が凄いんや。あの時期の1.44.5。日本ダービー(G1)も遊びながら勝って好時計(2.24.1)や。速い時計の決着になる軽い芝で凄いパフォーマンスを見せている。だから、菊花賞(G1)の時に3000mはこなすかもしれんけど、単なる3000mではなくて、3000mにプラスして距離負担の増すあの悪い馬場レベルは大きな心配材料になるってレース前からずっと言ってたわ。

結果を見てな、アリストテレスが予想以上に強かったのもあるかもしれんけど、やっぱ馬場レベルっていうのがコントレイルの能力を削いだっていうか、適性の方が勝ったわけや。だから、2400mへの距離短縮はプラスではあるが、例年より低い(時計の掛かる)馬場レベルっていうのは、喜ばしいことではないわな。

――良馬場だったらアーモンドアイとコントレイルに、重馬場だったらデアリングタクトに有利に働くわけですね。

棟広氏 デアリングタクトの場合は、良でもオークス(G1)で上がり33.1秒。鋭い決め手を繰り出してるから良でも対応出来るってことやな。

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