真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.03.30 07:05

武豊「平成最後の天皇賞」騎乗せず……JRA通算4000勝達成で誓った「平成の盾男」が貫くスタンス
編集部

「平成31年間の日本競馬は、まさに『武豊騎手と共にあった』と言っても過言ではないですね。数えきれないほどの名馬が競馬を彩りましたが、それらの鞍上の多くに武豊騎手の姿がありました。だからこそ、平成最後の天皇賞に武豊騎手がいないことへ、一抹の寂しさを感じる人の気持ちはわかります。
ただ、その理由が海外騎乗というのは、如何にも武豊騎手らしいのではないでしょうか。
『世界に通じる強い馬づくり』を掲げたジャパンC(G1)の誕生が1981年。そこから8年後に始まった平成の大部分は、日本競馬による世界への挑戦の歴史でもあり、その先頭に立ち続けたのが武豊騎手でした。50歳を迎えた今年なお、そのスタンスが崩れていないのは驚異的なことですよね」(競馬記者)
昨年、JRA通算4000勝の金字塔を打ち建てた際、自身の公式ホームページを通じて「国内のリーディング争いという役割はもういいかなと思っています」と綴った武豊騎手。さらに「世界のビッグレースには名馬とともに参戦して話題を振りまき続ける、そんな存在になりたいというのも、これからの一つの大きな目標」と今後の展望を打ち明けている。
現在34勝を上げ、リーディング2位につけている武豊騎手。通算19回目のリーディングが射程に入っている状況だ。だが、レジェンドは今週の大阪杯に続き、平成最後の天皇賞・春でも日本での騎乗、そしてリーディング争いよりも「世界への挑戦」を優先し続けている。
PICK UP
Ranking
17:30更新引退・種牡馬入りが一転して現役復帰!? 数奇な運命をたどることになった競走馬たち
武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 「元イエスタカス」ダッシングブレイズ重賞制覇に高須院長も「イエス」!? 名前に翻弄された素質馬の飛躍が話題
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- JRAヴィクトリアマイル(G1)至高の”1000円”勝負!現場ネタが導く「アノ伏兵」が波乱を!?
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬