真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.03.23 17:30

武豊「神逃げ」メイショウテッコン日経賞(G2)勝利も「次は乗れない」!? 天皇賞・春(G1)「先約」はアノ馬?
編集部

23日、中山競馬場で行われた日経賞(G2)は3番人気のメイショウテッコン(牡4歳、栗東・高橋義忠厩舎)が逃げ切り勝ち。先日、15日が誕生日だった鞍上の武豊騎手は50歳初重賞をゲットした。
50歳の節目を迎えても、天才の手綱は冴えを増すばかりだ。芝2500mを12頭立てで行われたレース。「もともとゲートの中で暴れるところのある馬だけど、厩舎がうまく調整してくれて、その効果が出ましたね」と武豊騎手が感謝を述べた通り、1枠1番から好スタートを決めたメイショウテッコンは、あっさりと先手を奪うとレースの主導権を掌握した。
こうなると天才騎手の絶妙なペース配分が冴えわたる。気持ちよさそうに集団を牽引するメイショウテッコンのペースは1000m通過が62.7秒というスロー。
そのままゆったりと残り1000mを通過したところで「このままではヤバイ」と言わんばかりに、1番人気エタリオウのM.デムーロ騎手が急激にポジションを上げ、メイショウテッコンに並び掛ける。
2頭のマッチレースとなって迎えた最後の直線。勢いは追い上げたエタリオウにあったが、武豊騎手が「(エタリオウが来たら)合わせてスピードを上げたけど、終始手応えも良かった」と振り返った通り、メイショウテッコンと武豊騎手には前半で溜めに溜めた”貯金”があった。
エタリオウが懸命に並び掛けるが、抜かれそうで抜かれないメイショウテッコン。結局、最後は逆に突き放し1馬身1/4差をつけて重賞2勝目を飾った。
レジェンドによる熟練のペース配分、抜かれそうで抜かれない粘りの走り。そして、何よりも中山2500mの舞台を白い帽子で逃げ切ったこと……レース直後は、一世を風靡した「あの名馬」の姿を思い出したファンも多かったようだ。
PICK UP
Ranking
17:30更新JRA宝塚記念(G1)横山典弘「息子愛」でタイトルホルダー救った!? 好アシストに陣営からも感謝の声、横山和生が「最大のピンチ」を脱した裏側
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 武豊「スキャンダル」「ケガ」など揺れに揺れた2017年。弟・幸四郎騎手「引退」から小浦愛「不倫疑惑」、そしてキタサンブラック「大団円」までをプレイバック!
- 川田将雅「ルール違反疑惑」の現場関係者にブチ切れ!? マスコミ関係者に注意喚起の即通達…怒りを隠せなかった「目に余る行為」とは
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRAマイネル軍団総帥・岡田繁幸さん逝く。武豊「僕の原点、この馬と一緒に全国区になった」絶体絶命だった天才を世に放った偉大な決断と信念【特別寄稿】